副業が会社にバレない方法はある?バレないためには税金に気をつけよう

公開日:2019年07月05日
最終更新日:2019年09月25日

目次

  1. 副業を厚生労働省が後押し
  2. サラリーマンの副業
    • 不動産経営
    • 株取引
    • ライター・デザイナー
    • ネットショップ
    • 隙間時間に働ける自転車ドライバー
  3. 副業が会社にバレない方法
    • 副業の所得を確認しよう
    • 税金を減らす方法
    • 確定申告に気をつけよう
  4. まとめ
    • 新しい働き方を考えるメディア『パラキャリ』

副業に近年注目が集まっています。
厚生労働省が副業・兼業を解禁する方向性を示したことで、サラリーマンの副業は今後ますます増えることが予想されています。
すでに、株取引や不動産経営をしたり、夜や週末にコンビニや居酒屋でバイトしたりして、副収入を得ている人も多いのではないでしょうか。
しかし、なかには副業による収入が会社にバレてしまい、気まずい思いをしている人などもいるようです。
この記事では、サラリーマンの間で増えている副業の実例や、副業を会社に知られない方法、税金を減らす方法などをご紹介します。

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副業を厚生労働省が後押し

厚生労働省では、「働き方改革実行計画」を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。「副業・兼業の促進に関するガイドライン」では、副業を行うメリットとして、以下の4点を挙げています。

①離職しなくても別の仕事に就くことが可能となり、スキルや経験を得てキャリアを形成することができる。
②本業の所得を活かして自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求することができる。
③所得が増加する。
④将来の起業・転職に向けた準備・試行ができる。

また、企業側にも労働者の希望に応じて、副業・兼業を認めるよう検討することが求められています。

裁判例を踏まえれば、原則、副業・兼業を認める方向とすることが適当である。副業・兼業を禁止、一律許可制にしている企業は、副業・兼業が自社での業務に支障をもたらすものかどうかを今一度精査したうえで、そのような事情がなければ、労働時間以外の時間については、労働者の希望に応じて、原則、副業・兼業を認める方向で検討することが求められる。

参照:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」

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サラリーマンの副業

政府主導で副業が推進されていることを受け、すでに大手企業でも副業を認める動きが活発です。このような動きを受けて、今後ますますサラリーマンの副業は増えていくと言われていますが、副業の種類は隙間時間にできるアンケートモニターやネットオークション、株式運用など、多岐にわたっています。
そこでここでは、すでに副業を始めているというサラリーマンのなかでも人気の高いものをご紹介します。

不動産経営

マンションやアパートなどを購入し、その家賃収入を得る「不動産経営」は、サラリーマンが副業として行うケースが増えています。
アパートを建てると固定資産税や相続税が節税になることから、副業というよりは節税対策として行うケースも多いようです。

株取引

株取引は、サラリーマンの副業のなかでも、もっとも人気の高い副業のひとつです。
最近は、長く使えて安全な「つみたてNISA」や「ジュニアNISA」がスタートしたこともあり、それほど抵抗なく株取引を行う人が増えてきました。

通常、株式投資の場合は国の制度で運用金の20.315%が税金として差し引かれます。
つまり利益が出たとしても、それがそのまま手元に残る訳ではなく、国から税金として20万円が差し引かれ、残った80万円が利益として手元に入るというわけです。

しかし、NISAは、運用益に税金がかかりません。利益が100万円出たら、それがそのまま手元に残ります。
NISAには、一般NISA、ジュニアNISA、つみたてNISAの3種類があります。
一般NISAとは、年間投資額120万円までが非課税で、非課税期間は最長5年という制度です。
つみたてNISAは1年間の非課税枠が40万円で最長20年間という長期運用ができます。
ジュニアNISAは、0歳~19歳の未成年者を対象としたNISAで、運用は未成年者本人ではなく代理人が行います。非課税枠は1年に80万円で、5年間で400万円を非課税で運用することができます。ジュニアNISAは、子どもや孫の大学資金のために利用する人が多いNISAです。

「NISAとは|メリット・デメリット・始め方」を読む

「つみたてNISA|3つのメリットと4つのデメリット」を読む

「ジュニアNISA|5つのメリットと3つのデメリット」を読む

また、iDeCoの節税効果も見逃せません。
iDeCoとは、個人確定拠出年金のことで、掛金をその年の所得から全額控除することができ、さらに運用による利益は非課税となります。

原則として60歳までは払い出しや解約はできませんが、老後の資金形成と考えればメリットの大きな制度です。

「iDeCo(イデコ)|個人型確定拠出年金を知識ゼロから理解する」を読む

ライター・デザイナー

場所や時間を気にせずに働くことができるライター・デザイナーも、副業として人気です。特定のジャンルに特化すると、それに関連した仕事の依頼が増えて、副業として安定した収入も見込めるようです。工夫次第で、取引先からの依頼に大きな付加価値をつけることでさらに評価され、なかには「本業より稼げる」という人もいるようです。

ネットショップ

最近、サラリーマンの副業として増えてきたのが、ネット上のサイバーモールなどを通じて商品を販売するネットショップです。
営業時間が限られる実店舗と違い24時間世界中からアクセスできるため、実店舗より稼げるケースも珍しくありません。

隙間時間に働ける自転車ドライバー

ライターやデザイナーなどの特技がない」「ネットはちょっと苦手で…」という人に人気の副業が、隙間時間を利用する自転車ドライバーです。
代表的なのが「UBER EATS」で、特別な技術など必要なく好きなタイミングに好きな時間だけ働くことができるという理由で、副業として選ぶサラリーマンが増えています。

「UBER EATS」とは、レストランなどの料理を、自宅や会社まで届けるデリバリーサ-ビスです。2016年に日本でサービスを開始した当初は、稼働エリアが東京の一部だけで加入店舗はわずかでしたが、今は加入店舗が3,500店舗を超え(※2018年10月時点)さらに増加傾向にあります。これを受けてドライバーのニーズも増えていてドライバーの登録数も年々増加しています。

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副業が会社にバレない方法

副業の収入が20万円を超えている人は、原則として確定申告をする必要があります。
確定申告の方法によっては、会社に副業がバレてしまうことがありますので、「副業を会社に知られたくない」という人は、申告書の記入方法に注意しましょう。

副業の所得を確認しよう

コンビニやレストランなどでアルバイトをする場合に支払われるお金「給与所得」となります。一方、原稿料や講演料、アフィリエイトなどで支払われるお金は「雑所得」となります。
給与所得の場合には、確定申告をすることで払い過ぎた税金を取り戻せる可能性があります。
雑所得の場合には必要経費が認められるので、やはり確定申告をすることで税金の負担を軽くできる可能性があります。

・給与所得:コンビニや居酒屋、レストランのアルバイト
・事業所得・雑所得:アフィリエイト、クラウドソーシング、UBER EATSドライバー、民泊など
・不動産所得:家賃収入
・譲渡所得・配当所得:株式投資など(NISAは原則確定申告不要)
・雑所得:FX取引、仮想通貨の取引など

「所得税とは?所得10種類と計算方法!」を読む

税金を減らす方法

副業で支払われたお金が「給与所得」の場合
給与で支払われた場合には、所得税が源泉徴収されているケースがほとんどです。
支払を受けた会社が発行する支払調書の「支払金額」の横に「源泉徴収税額」が記載されていますが、この源泉徴収された税金は、必要経費を控除する前の支払額をもとに計算されたものなので、申告すれば税金が還付される可能性があります。

副業で支払われたお金が「雑所得」の場合
「雑所得」には、必要経費が認められます。つまり、その収入を得るためにかかった経費を差し引くことができるのです。
原稿料などであれば、その原稿を書くために購入した書籍代や、打ち合わせ費用、交通費などが必要経費になりますから、確定申告をすることで所得を減らすことができ、税金を安くできます。

この経費を収入から差し引いたことで収入が20万円以下になった場合には、確定申告をしなくてもかまいません。しかし、副業による収入がすでに源泉徴収されている場合には、20万円以下でも確定申告をした方が得するケースもあります。

確定申告に気をつけよう

副業について確定申告をすると、会社で支払われる給与と合算されて翌年の住民税に反映されるので、会社に副業を知られる可能性があります。
もし、副業の収入を会社に知られたくない場合には、確定申告書の「住民税に関する事項」の欄で、「自分で交付」に○をつけましょう。
こうすることで、副業による収入(雑所得)に関する住民税の通知が自宅に届くことになるので、その分は自分で納付することになり副業を会社に知られずに済みます。

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まとめ

  • サラリーマンの副業は今後ますます増えると予想されている。
  • サラリーマンに人気の副業は、株取引、不動産経営、自転車ドライバーなど。
  • 所得の種類によって「会社にバレない方法」は違う。

以上、サラリーマンの副業事情や、会社に副業がばれない方法、税金を減らす方法についてご紹介しました。毎月数万円の収入を得る副業は数多くありますし、自分が好きなことを仕事にしたいという人は、得意分野で収入を得るという方法もあります。
自分に合った副業を探したら、税金を安くして資産形成するためにも、正しく確定申告をしましょう。
「会計ソフトfreee」では、副業の確定申告を簡単に作成することができます。簡単な質問に答えて、確定申告が必要か否かを判定してくれますし、最短1分で所得税、社会保険料を計算することができます。

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新しい働き方を考えるメディア『パラキャリ』

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これから副業を考えている方、新しい働き方について考えたいという方は、ぜひ参考にしてください。

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