クラウド対応の税理士に依頼するメリット

公開日:2019年05月25日
最終更新日:2019年05月25日

目次

  1. クラウド会計とは
    • クラウド会計のメリット
    • クラウド会計のデメリット
  2. クラウド対応の税理士に依頼すると変わること
    • 記帳作業が効率化
    • 請求業務が効率化
    • リアルタイムで経営相談
    • 節税対策の幅が広がる
    • 決算・申告業務が効率化
  3. 税理士によるクラウド会計導入サポート
    • 具体的な導入からサポートを受けられる
    • リアルタイムで記帳指導
  4. まとめ
    • freeeを使える税理士をお探しの方

この記事のポイント

  • クラウド会計では通勤時間などの空き時間を利用して経理作業を行うことができる。
  • 税理士とデータをリアルタイムで共有できるので、タイムリーな提案を受けることができる。
  • 会計ソフトfreeeは、認定アドバイザー制度があり導入からサポートを受けることができる。

 

「クラウド会計」というと「業務効率化できる便利な経理ツール」というイメージを持っている方が、まだまだ多いようですが、クラウド会計のメリットは、業務の効率化というだけではありません。
クラウド会計を導入しクラウド対応の税理士に依頼することで、より付加価値の高いサポートを受けることができるようになります。
では、クラウドに対応してくれる税理士に依頼すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

クラウド会計とは

まず、「そもそもクラウド会計とは何か」について、簡単に説明します。
クラウドとは、インターネット上のサービスの1つで、GmailやDropboxなどがクラウドの代表例です。データはパソコンの中ではなく「クラウド上」で保存されているので、パソコンやタブレットスマホなどの媒体から、ID・パスワードを入力するだけで、いつでもどこからでも、最新のデータにアクセスすることができます。
クラウド会計とは、このクラウドの仕組みを活用した会計ソフトのことをいいます。

クラウド会計のメリット

クラウド会計は、データがクラウド上に保存されているので、手元のパソコンが万が一壊れた時も保存したデータは厳重に守られます。そして、他のパソコンやスマホから、すぐにデータにアクセスすることができます。
パソコン、タブレット、スマートフォンなど多数のデバイスから操作が可能なので、打ち合わせの隙間時間や通勤時間などの空き時間を利用して経理業務を行うこともできますし、自宅からデータを確認することもできます。
さらに、従来の会計ソフトで必要だったソフトウェアのアップデート作業などは、クラウド会計側が行うので、各社で行う必要はなくなります。

クラウド会計のデメリット

クラウド会計のデメリットは、インターネットに接続できる環境が必要になるという点を挙げることができるでしょう。
クラウド会計の場合には、データはクラウド上にあるため、インターネットがつながらない状況では、データに確認することができなくなるのです。
ただし、従来の会計ソフトも、パソコンが壊れたらデータにアクセスすることができなくなりますし、データそのものがなくなるリスクもあります。
また、パソコンを買い換えるたびに会計ソフトをインストールし、データを移行させなければなりません。
この点を比較すれば、クラウド会計はパソコンが壊れてもデータは守られ、インターネット環境が使えれば、すぐにデータを確認することができるので、利便性の方がはるかに上ということがいえます。

クラウド対応の税理士に依頼すると変わること

これまで、クラウド会計のメリットや従来の会計ソフトとの違いについてご紹介してきましたが、それではクラウド会計に対応している税理士に依頼することで、具体的に経理業務はどのように変わるのでしょうか。そして具体的にどのような点が便利になるのでしょうか。

記帳作業が効率化

クラウド会計を導入することで、経理作業を大幅に短縮することができます。
従来の会計ソフトでは、通帳や領収書を確認し、1行ずつ日付、勘定科目、金額、摘要と入力していく必要がありました。
しかし、ネットバンキングとクラウド会計を連携すると、通帳の入出金データは自動取込されるようになります。
またクレジットカードとクラウド会計を連携すれば、クレジットカードの支払データについても自動取込してくれます。
つまり、日付や勘定科目、金額、摘要の入力はほぼ必要なくなり、ほぼ自動化することができるようになったのです。
万が一経理仕訳で不明点があっても、これまでのように税理士に電話や面談で質問する必要もなくなります。クラウド会計ソフト上で仕訳する際に「ここの仕訳が分からない」というメモをしておけば、後から税理士が直してくれます。つまりクラウド会計ソフトの導入によって、経理作業の負担は大幅に減ることになるのです。

請求業務が効率化

クラウド会計では、請求書の発行機能も備えています。
請求書を発行すると、売掛金/売上という仕訳が自動で行われます。
従来の経理業務では、請求管理業務と記帳業務がつながっていないので、結果的に記帳業務が後回しになってしまうこともありました。
しかし、請求書の発行で登録したデータは、そのまま入金の予定管理および取引の記録として記帳されます。そして、実際に取引先から入金があった場合には、請求書を発行することで登録された入金予定のデータと自動で照合され、取引の記録と消込が行われます。
つまり、これまでのように2度、3度と同じ記帳をする必要はなくなりました。
税理士も請求状況をリアルタイムで確認することができるので、売上予測を立てやすくなります。そして「この売上なら資金調達が必要だ」「設備投資を行うべきだ」といったアドバイスを、スピーディに受けることができるようになるのです。

リアルタイムで経営相談

クラウド会計では、税理士にリアルタイムで経営相談をすることができます
なぜなら、今の状況をすぐに共有することができるので、どのような対応を取るべきかすぐにアドバイスを求めることができますし、今後どのような問題が発生するのか、それに備えてどのような対策をとればいいのかなど、すぐに質問をすることができます。
黒字倒産という最悪の事態も回避することができますし、実際に面談してデータを見ながら相談する必要もなく、Skypeや電話等で時間をかけずにすぐに質問することができるので、税理士との信頼関係を深めることにもつながります。

節税対策の幅が広がる

クラウド会計ソフトでは、登録した取引データを共有することができるので、売上や納税額の予想を立てやすくなります。
クラウド対応している税理士は、クラウド会計ソフトで作成された試算表や過年度の決算書、最近の経営状況等をリアルタイムで把握しています。そのため、当期決算の予想を立てやすく、純利益、資金繰り、税額を素早く算出することができ、有益な節税対策を講じることができるのです。
節税対策は、中長期計画を立てて実行する方が効果は上がるケースがほとんどですが、経営状態を税理士とリアルタイムで共有できることで、「今の状態なら、この節税対策が効果的だ」とタイムリーなアドバイスを受けることができます。
特に、中小企業の場合、設備投資を促進する税制が創設されたり事業承継税制が拡充されたりと、節税対策に有利な税制が多数用意されていますが、これらの税制は期間限定の制度もあり、これらの制度を活用できるか否かで、納税額が大きな影響を受けることもあります。

決算・申告業務が効率化

クラウド会計ソフトでは、毎年の面倒な決算・申告業務も、格段に効率化することができます。日々経理作業を行っていくことで、決算作業は、通帳などの各残高が一致しているかといった確認作業と期末の簡単な登録作業だけで、必要な書類は自動作成することができます。不一致があった場合の修正も、税理士にすぐにサポートをしてもらうことができるので、申告業務までスムーズに進めることができます。

税理士によるクラウド会計導入サポート

クラウド対応している税理士には、クラウド会計の導入から、サポートを受けることができます。クラウド会計freeeでは、さまざまなプランが用意されていますが、導入からサポートを依頼することで、税理士に自社に最適なプランについてアドバイスを受けることができます。

具体的な導入からサポートを受けられる

これまで述べてきたように、クラウド会計は、ソフトウェアのインストールは必要なく、Webブラウザが利用できる環境であれば、いつでも導入することができます。
そしてWeb上で利用申込をして利用プランや利用料の支払方法を登録すれば、すぐに使い始めることができます。
利用申込が完了した後には事業所設定(自社名、事業内容、事業年度などの基本情報)を登録する必要がありますが、基本的には必要事項を入力するだけでOKです。
ただし、消費税に関する事項だけは、後々の会計処理に関係してくるので、税理士に相談しながら設定するのがおすすめです。

なお、会計ソフトfreeeでは、電話サポート、チャットサポートや乗り換え・導入サポートなど、状況に合わせた各種サポートが用意されているので、税理士以外のスタッフにも気軽に相談することができます。

リアルタイムで記帳指導

会計データは、税理士にリアルタイムで共有することができるので、勘定科目の仕訳について疑問点があればデータのやり取りなども必要なく、すぐに確認してもらうことができます。
クラウド会計は、自動仕訳で仕訳作業がほぼいらなくなりますし、ネットバンキングやクレジットカードと連携することができるので、最初に税理士にアドバイスを受けることができれば、日々の記帳作業は大幅に効率化されます。
勘定科目の仕訳で不明点等があったら、すぐに税理士に修正してもらえたりアドバイスを受けたりすることができます。

まとめ

以上、クラウド対応の税理士に依頼するメリットについてご紹介しました。
クラウド対応している税理士のサポートを受けITで業務効率を図ることによって、面倒な経理作業を減らし、人間でなければできない本業に徹底的に時間をつかうことができます。
経理作業にかける時間を少しでも減らしたい会社、請求書発行や入金確認に時間がかかっている会社などは、クラウド会計に対応している税理士に問合せをしてみることをおすすめします。

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