よい顧問税理士とは|顧問税理士選びのポイント

公開日:2019年05月25日
最終更新日:2019年05月25日

目次

  1. 顧問税理士とは
  2. 顧問税理士のメリット
    • 経営の悩みを相談できる
    • 適切な経理作業ができる
    • 最大限の節税効果
    • 経営の課題が明確になる
    • 税務調査の対象になりにくい
  3. よい顧問税理士を選ぶポイント
    • 相性が合うことは最も大切
    • 得意分野を見極める
    • クラウド会計ソフトに対応している
  4. まとめ
    • 税理士をお探しの方

この記事のポイント

  • 顧問税理士とは、「顧問契約を締結した税理士」のこと。
  • 顧問税理士は「相性が合うこと」が最も大切。
  • 税理士の得意分野を見極め、自分のニーズに沿った顧問税理士を選ぶことが事業を成長させる。

 

会社の経営者の最も大切な仕事は、会社を成長し拡大させることです。
しかし、意欲や情熱、技術だけでは会社を成長し拡大させることは困難です。特に中小企業の経営者は、あれもこれもと一人で抱え込み、さらに最終的な決定はすべて1人でやらなければならないという孤独な状況に置かれているケースが多いものです。

進化論で有名なチャールズ・ダーウィンは「強い者が生き残るとは限らない。賢い者が生き残るとも限らない。生活環境に合わせて自分自身を変えることができた者だけが生き残る。それが淘汰の原則だ」と言っていますが、これは会社を経営するうえでも同じことが言えます。
変化する世の中に合わせて会社を成長させ拡大させるためには、さまざまな施策がありますが、その施策を行う経営者のサポートを行ってくれるのが、「よい顧問税理士」を見つけることは大変重要です。

ここでは、よい顧問税理士とは何か、顧問税理士がいるメリットなどについてご紹介します。

顧問税理士とは

顧問税理士とは、簡単に言えば顧問契約を締結した税理士のことです。
税理士には確定申告や決算などスポットで依頼することもできますが、顧問税理士であれば、日々の経理作業などの税務業務を代行してくれるだけでなく金融機関からの資金調達や補助金申請のサポートを行ってくれることもありますし、経営コンサルタントとしてサポートをしてくれることもあります。

顧問税理士のメリット

顧問税理士のメリットは、会社設立時からの支援をはじめ、税務に関するアドバイス、自計化支援、経営計画の策定等、あらゆるフェーズで相談できるパートナーであるという点です。
しかし、顧問料がかかるという点から「顧問税理士を依頼する余裕がない」「スポットで依頼したい」という考えの方もいらっしゃるでしょう。
確かに税理士と顧問契約を締結すると顧問料が発生しますので、経営者としてはその点が気になるのはもっともなことです。
しかし、顧問料がかかることを踏まえても顧問税理士がいることのメリットは大きいと言えます。

経営の悩みを相談できる

中小企業の経営者や個人事業者は、孤独な状況のなかで経営判断をせまられることが多いものです。経営判断というものは、簡単に白黒の判断がつくようなものではなく、難しい判断や辛い判断を迫られることもあります。
顧問税理士は、そのような経営者や個人事業者の良き相談相手となり、不安を解消し、判断の礎となるデータを示してくれます。

適切な経理作業ができる

経理作業とは、日々の取引から会計帳簿を作成し、決算・申告まで行う作業をいいます。そして、記帳から税理士に依頼することを記帳代行といいます。
現在は、クラウド会計ソフトの登場によって、経理作業も格段に楽に行うことができるようになりましたので、顧問税理士に記帳代行から依頼するかどうかは、会社の状況によって変わります。
しかし、経営者は営業面や技術面には強くても、税務のことも会計のことも分からないというケースが多く、特に起業当時は、経理作業までとても手が回らない状況であることがほとんどです。
したがって、少なくとも起業当初は、税理士のサポートを受けながらクラウド会計ソフトを導入したり、記帳作業から依頼したりする方が本業に集中することができるのではないでしょうか。

最大限の節税効果

事業を成長させるためには、売上を伸ばすだけでは足りません。
いかに売上を伸ばしても、経費を削減し多くの利益を確保し「売上高」を伸ばさなくては、事業は成長しません。
しかし、同じ売上高でも顧問税理士がいるといないとでは、支払うべき税額に大きな差が出ることがあります。
ではなぜ同じ売上高で、支払うべき税金が変わってくるのでしょうか。
それは、顧問税理士は経営状況に応じて適切な節税対策を提案してくれるからです。
また、中小企業にはさまざまな税制上の措置が用意されていますが、顧問税理士であれば、このような税制上の優遇措置についても提案してもらうことができます。
税理士と相談し、利用できる制度は積極的に活用し、会社に多くの現金を残すよう努力することで、納税額は大きく減らすことができるのです。

経営の課題が明確になる

顧問税理士は、経営のパートナーとして最も適任ということができます。
税理士は、事業計画や資金計画に対するアドバイスをはじめ、経営状況をリアルタイムで把握することで、未来の資金繰りを毎月把握しています。
資金調達のタイミングをアドバイスしてくれたり、資金ショートが心配だったりする場合には借換えやリスケジュール等の経営改善計画の作成など、積極的な経営支援を行ってもらうことも可能です。
税金の支払いも加味した資金繰りの予定を立てることは、税理士法上からしても税理士しかできない業務です。
そういう意味でも顧問税理士は、経営を後押しすることはもちろん、状況によっては「引く」ことも提案しながら、正しい意思決定をサポートしてくれる存在であるといえます

税務調査の対象になりにくい

「うちはそんなに売上もないし、税務調査の対象となることはないだろう」と油断してはいけません。税務署は、担当地域すべての法人の決算書にしっかり目を通しています。
しかし、決算書に税理士の印鑑が押してある場合には、「この会社は○○税理士が顧問だから、脱税などしていないだろう」という印象を税務署に与えることができます。

コンスタントに黒字を出している会社なら、通常は3~5年に1度税務調査がくることもありますし、逆に10年間1度も税務調査が来ない会社もありますが、顧問税理士がいて申告書がしっかり作成されていれば、税務調査の対象となるリストから外されるというメリットが期待できるのです。

よい顧問税理士を選ぶポイント

これまで顧問税理士がいるメリットを、ご紹介してきましたが、それでは顧問税理士を選ぶ際には、どのような点に注意すればよいのでしょうか。

相性が合うことは最も大切

まずは「相性が合うかどうか」。これは、顧問税理士を選ぶ際に最も重要なポイントです。後述する「得意分野が事業に合致しているか」「クラウド会計ソフトに対応しているか」という点ももちろん重要ですが、これまで述べてきたように、顧問税理士は経営者にとって右腕ともなる存在です。
単に記帳代行を依頼するだけなら、相性はそれほど問題にはならないかもしれませんが、経営の悩みを打ち明け長くサポートを受けたいと思うなら、やはり相性が重要になってきます。
相性が合うかどうかを見極めるためには、実際に面談をして話をしてみることをおすすめします。分かりやすい説明をしてくれるか、じっくり時間をかけて話を聞いてくれるか、自分の味方となってくれそうかといった点を見極めるためにも、出来れば複数の税理士と何度か面談をして、検討するようにしましょう。

得意分野を見極める

医者に内科、外科、耳鼻科と専門分野があるように、税理士にも得意分野があります。
法人や個人の税金の申告に精通している税理士もいれば、相続・贈与税対策に特化している税理士もいます。また、経営コンサルティングを中心に行っている税理士もいますし、資金調達や事業承継、M&Aの経験を豊富に持つ税理士もいます。
また病院や建設業、飲食店、美容院などのサポートを得意とする税理士もいます。
したがって、自分が何をしてほしいか、どんなことを顧問税理士に望むのかという点がはっきりしている場合には、その観点から税理士を検索してみるのがおすすめです。

クラウド会計ソフトに対応している

クラウド会計とは、インターネット上の仮想空間に会社の財務会計ファイルを開設し、情報を一元化することができる会計ソフトです。
クレジットカードやネットバンキングと連携することで、日々の仕訳をほぼ自動化することができます。
クラウド会計ソフトは、インターネット上で会計データを管理することができるので、顧問税理士にリアルタイムで会計データを確認してもらうことができます。もし自動仕訳した段階の総勘定元帳や試算表でミスがあれば、すぐに税理士に修正してもらうことができます。
記帳作業は自社内で行い、決算・申告・資金調達といった場面では、顧問税理士のサポートを受けるようにすれば、顧問料を下げることもできます。

まとめ

以上、よい顧問税理士の条件や顧問税理士選びのポイントについてご紹介してきました。顧問税理士がいるメリットを認識し、自社の事業分野に詳しい、相性のよい税理士を探したい場合には、ぜひ税理士検索freeeをご利用ください。
税理士検索freeeは、全国2,000以上の事務所から、エリア・業種・依頼内容に沿って税理士を検索することができます。

税理士をお探しの方

税理士検索freeeでは2,000以上の事務所の中から、どの業界に精通しているか、融資・資金調達に強いか、ITに強いか、クラウド会計に対応しているかなどの様々な条件で希望に合う税理士・会計士・社労士の認定アドバイザーに出会うことができます。
また、コーディネーターによる「税理士紹介サービス」もあるので併せてご利用ください。

税理士の報酬は事務所によって違いますので、「税理士の費用・報酬相場と顧問料まとめ」で、税理士選びの金額の参考にしていただければと思います。

税理士を探す

税理士を探す

地域から税理士を探す

人気記事

タグ一覧

業種

その他

PageTop