会計ソフト導入するメリットと税理士活用法

公開日:2019年11月25日
最終更新日:2019年11月25日

目次

  1. 会計ソフトとは
    • クラウド会計ソフトのメリット・デメリット
    • freeeなら決算作業は確認と期末の登録のみ
  2. 会計ソフトで税理士との付き合い方が変わる
    • 導入からサポートしてもらえる
    • リアルタイムでデータを共有できる
    • 顧問料を削減できる
    • 【事例】税理士とのやり取りをクラウド会計ソフトで効率化
  3. まとめ

この記事のポイント

  • 会計ソフト活用で、確定申告の8割は終了できる。
  • クラウド会計ソフトなら、税理士とデータをリアルタイムで共有できる。
  • 導入当初の初期設定などは、税理士のサポートを受けるのがおすすめ。

 

現在は、実にさまざまな会計ソフトが販売されていて、使用する人の目的に応じてさまざまなタイプがあります。

会計ソフトには、パソコンにインストールするタイプと、インストールしないでもすぐに使い始めることができるクラウド型のタイプがありますが、クラウド会計ソフトの方がメリットは大きいといえます。

クラウド会計ソフトの方が場所を選ばず、パソコンやスマホでも使え、会計データを税理士とリアルタイムで共有できるので、迅速に必要な対策について指摘を受けることができるからです。

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会計ソフトとは

多くの人が決算前や確定申告の時期に、大量の領収書を整理して、ひとつひとつの領収書の内容を入力する作業を行わなければならず、膨大な時間を取られています。
また、難解な会計や簿記の用語に四苦八苦している人も多いことでしょう。

そんな時に活用したいのが、クラウド会計ソフトです。
クラウド会計ソフトとは、インターネット上のクラウドサービスを利用する会計ソフトで、インターネットにアクセスしIDとパスワードを入力すれば、どんな端末からも会計データにアクセスできるサービスです。

簿記の知識がない人には難しい複式簿記でも、会計ソフトでは手軽に実行することができます。
たとえば、同じ顧客を毎週3回訪問するという場合、交通費の入力内容はいつも同じです。このようによく使うケースはソフトに登録しておけば、クリックひとつで入力を完了することができます。
また、古い領収書を見つけた、という場合でも、入力して日付順で並べ替えを行えば、問題なく記帳できます。

クラウド会計には、銀行の取引明細を読み取って会計情報に自動で仕訳を作成する機能があり、経理作業をほぼ自動化することもできます。

クラウド会計ソフトのメリット・デメリット

クラウド会計ソフトは、従来の会計ソフトのようにパソコンにインストールする必要がなく、申し込みをしてIDとパスワードを入力すれば、すぐに使い始めることができます。
会計データはインターネット上に保存されますから、「パソコンが壊れてしまい、データが消失した」などの心配もありません。
IDとパスワードがあれば、他の媒体からすぐにデータにアクセスし編集することができます。

さらに、これまでは税制改正が行われるたびにソフトウェアのアップデートが必要でしたが、クラウド会計ソフトでは、税制改正に伴うアップデートはすべてクラウドサービスの提供会社が無料で行うので、自社で行う必要はありません。

ただし、クラウド会計ソフトを利用するためには、利用料がかかります。
しかし、この点も従来の会計ソフトと比較するとやはりお得になるケースがほとんどです。なぜなら、従来の会計ソフトは、パソコンの数だけソフトが必要になることもあり、さらに税制改正があればソフトを買い替えなければなりませんでした。
その点、「クラウド会計ソフトfreee」法人向けプランでも4,780円/月(年額プラン:47,760円)です。パソコンの数だけソフトを購入する必要がなく、税制改正のたびにソフトを買い直すことと比較すれば、コストパフォーマンスはかなり良いといえるでしょう。

freeeなら決算作業は確認と期末の登録のみ

クラウド会計ソフトのなかでも、特におすすめなのが、「クラウド会計ソフトfreee」です。
「クラウド会計ソフトfreee」は、簿記や会計の用語が分からなくても、質問に答えていくだけで自動的に適切な勘定科目を選んでくれたり、領収書の写真を撮影するだけで記録してくれたりします。
また、ネットバンキングから預金データやクレジットカードデータを取り込んだりする機能も備えているので、より経理作業を効率化することができます。

決算作業も期末時点の残高チェックを行い、期末に向けて必要な固定資産や在庫の棚卸の設定・登録作業を行えば、ほぼ作業を完了することができます。
また、この時固定資産の減価償却費は、事前に登録しておけば自動計算されます。

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会計ソフトで税理士との付き合い方が変わる

会計ソフトを活用することで、税理士との付き合いも大きく変わります。
従来は、データを税理士に渡して、その会計データをもらって検証するまで1カ月ほどかかるケースもありました。
しかし、会計ソフトを活用すれば、タイムリーにデータを共有し複数拠点とつないだSkypeで打ち合わせを行い、必要があればその場で修正していくことができます。

導入からサポートしてもらえる

「クラウド会計ソフトfreee」では、「クラウド会計ソフトfreee」の導入からサポートをしてもらえる認定アドバイザー制度があります。
認定アドバイザー制度とは、freee株式会社が、税理士事務所や会計事務所、社労士事務所などに対し、6段階の評価でfreeeの習熟度を判定する制度です。

事業の情報を入力いただくだけで、あなたに合った認定アドバイザーをfreeeのコーディネーターが繋げるサービスもあり、認定アドバイザーである税理士から導入から初期設定までサポートをしてもらうこともできます。

freee認定アドバイザーとは

リアルタイムでデータを共有できる

クラウド会計ソフトとクレジットカードやネットバンキングを連携すれば、日々の仕訳はほぼ自動化され、常に最新の会計データを確認することができます。

この会計データは、顧問税理士にも共有することができるので、「今問題は起きているか」「その問題を解決するためには、どのような対応をとるべきか」「今後どのような問題が発生しそうか」などを、すぐに把握してもらうことができます。
顧問税理士に会社の状況をすぐに把握してもらうことができれば、資金繰りの悪化にも迅速に対応することができます。

また、「今期は売上が伸びそうだ」という時には、必要な節税対策をすぐに提案してもらうことができます。
節税対策は、決算前に慌てて行なうより、中長期で行う方が効果が出るケースがほとんどです。税理士に会計データを確認してもらいタイムリーな節税対策を提案してもらうことができれば、税負担を大きく軽減することが可能となるのです。

また、「クラウド会計ソフトfreee」は、レポート機能が充実していて、さまざまレポートを活用して経営状態を分析することができます。


レポートの種類 使い方のアイディア
収益レポート
  • 今月の売れ筋商品を確認する
  • 得意先ごとの売れ筋トップ10を確認する
  • 売上が多い月を確認する
費用レポート
  • 今月の費用内訳を確認する
  • 費用が多い月を確認する
損益レポート
  • 今月の損益のうち多かった商品は何かを確認する
  • 収支別の取引先トップ10を確認する
  • 損益の主要項目を時系列で確認する
売掛レポート
  • 来月の入金予定を確認する
  • 得意先ごとの金額を確認する
買掛レポート
  • 来月の支払い予定を確認する
  • 支払い先ごとの支払い予定を確認する
  • 一括振込用のファイルを出力する
  • 請求書が届いたので、いつの買掛金に対応しているかを確認したい
現預金レポート
  • 今月のお金はどれくらい動いたのかを確認する
  • 先週の現預金の残高を確認する
資金繰りレポート
  • 今月はどういった勘定科目で一番お金を使ったのかを確認する
  • 今後のお金の出入りを踏まえた上で、資金ショートを起こさないかを確認する
集計表
  • 「売上高」として入力した取引の件数を確認する
  • 複数の条件で絞り込みをかけて集計結果を知る

顧問料を削減できる

税理士の顧問料は、さまざまですが、月額3万円~5万円程度、確定申告は3万円から10万円程度が相場です。つまり税理士に領収書を渡して記帳から依頼すれば、その分顧問料がかかるというわけです。
確かに自分で記帳を行って間違いがあった場合の追徴課税や自分で気付かなかった節税と比較すれば、税理士に顧問料を払った方が得するケースがほとんどでしょう。
しかし、会計ソフトを活用すれば、クレジットカードやネットバンキングを連携するので、税理士に記帳作業を依頼する必要はなくなります。つまり、税理士の顧問料を削減することができるのです。

【事例】税理士とのやり取りをクラウド会計ソフトで効率化

エグゼクティブリンク株式会社は、「クラウド会計ソフトfreee」導入後、従来の会計ソフトと比べ、経理にかける時間が4分の1ほどになり、さらに特に税理士さんとのやりとりが効率化されたそうです。

「以前の経費処理では、交通費など同じ仕訳項目が多く、繰り返し入力することに労力がとられるため、税理士さんに記帳をお願いしていました。

領収書を郵送して税理士さんが入力作業を行い、そのデータをメールで送り返してもらい、私の会計ソフトにそのデータを反映させるーーという作業を繰り返していました。このデータのやり取りに2週間程度かかっていたと思います。「freee」はこのやり取りをゼロにしました。

私、もしくは、税理士さんが入力した情報はクラウド上でリアルタイム反映されるので、以前のように最新版のデータをメールでもらう必要がなくなりました。「freee」が経理作業を効率化した今では、売上やコストの予測・分析に時間を使えるようになり、大変助かっています。」

「税理士とのやり取りをクラウド会計ソフトで効率化」

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まとめ

以上、会計ソフトを利用しながら、税理士を活用するメリットについてご紹介しました。会計ソフトを利用して、税務調査の対象となった時だけ税理士に同席をお願いするという方もいますが、税務調査の連絡がきてから税理士を検索して依頼し、事業の内容から説明するのも大変ですし、その段階では身動きが取れない状態になっていたというケースも少なくありません。
売上がそれほどでもない場合には、税理士に依頼するコストを削減したいという気持ちも分かりますが、税理士にリアルタイムで会計データを確認してもらうことで、効果的な節税対策を行うことができれば、その方が得するケースがほとんどです。

経理作業の負担を減らし、効果的な節税対策を行いながら事業を行っていくために、会計ソフトを利用しながら税理士を上手に活用してくことをおすすめします。

税理士検索freeeでは2,000以上の事務所の中からクラウド会計の導入について
相談できる税理士を検索することができます。
また、コーディネーターによる「税理士紹介サービス」もあるので併せてご利用ください。

税理士の報酬は事務所によって違いますので、「税理士の費用・報酬相場と顧問料まとめ」で、税理士選びの金額の参考にしていただければと思います。
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