クラウドサービスとは|メリットは?オンプレミスとの違いは?

公開日:2019年12月05日
最終更新日:2022年06月27日

この記事のポイント

  • クラウドサービスとは、インターネット上にあるサーバであるサービス。
  • クラウドと区別するための対義語が、「オンプレミス」である。
  • オンプレミスからクラウドに移行すると、税金面のメリットが期待できる。

 

クラウドサービスとは、インターネット上にあるサーバであるサービスです。
パソコン、iPhone、Android、タブレットなど、インターネット環境があれば、いつでもどこからでもアクセスすることが可能です。

クラウドサービスとは

クラウドとは、「クラウド コンピューティング」の略で、インターネット上のサービスの1つです。
従来は、パソコンのハードディスク上で使用していたソフトウェアやデータをインターネット上のサービスで使用したり保存したりできるサービスです。

(1)クラウドサービスとオンプレミスとの違い

クラウドと区別するための対義語として「オンプレミス」という用語があります。
オンプレミスとは、以前からあったような自社でデータセンターを保有してシステム構築から運用までを行うサーバの運用管理形態のことで、これまでは特にそれを示す用語というものはありませんでした。
しかし、現在ではインターネット上のサービスである「クラウド」が広まってきたため、クラウドと区別するための対義語として「オンプレミス」という用語が使われるようになりました。

オンプレミスの場合、システムが壊れてしまうと保存していたデータが消失したり、バックアップデータを復元するのに時間がかかったりといったリスクが避けられませんでした。
しかし、クラウドサービスを利用すれば、手元のパソコンやシステムが壊れても、idとパスワードがあれば情報にアクセスすることができますので、データが消失するといったリスクはなくなります。

(2)クラウドは節税効果も期待できる

オンプレミスからクラウドに移行することで、固定資産税がかからなくなったり減価償却などの作業の省力化が実現できたりしますので、税金面のメリットが期待できる場合もあります。
ただし、どのくらいの節税効果があるかについては、個々で使用しているソフトウェアやシステムの状況によって異なりますので、早めに税理士に確認してアドバイスを受けておくと良いでしょう。

(3)主なクラウドサービス

クラウドサービスを利用すれば、常にデータの更新を最新の状態に保つことができます。たとえば、複数のユーザーでファイルを扱うという場合でも、ファイルは常に最新の状態なので、内容をすり合わせる必要もありません。
また、自分のIDとパスワードがあれば、いつでも最新のデータにアクセスすることができるので、USBメモリでデータを持ち歩くと言った手間も省け、セキュリティ面でも優れているということができます。

Drop box
Drop box(ドロップボックス)は、使いやすさで人気のクラウドサービスです。
2GBまでは無料で利用することができます。写真や動画、書類など基本的にはどんな形式でも保存することが可能です。
また、対応するアプリがあれば、ストレージ内のファイルを編集することもできます。
ファイル管理に特化しているのが特徴で、フォルダも簡単に検索することができますし、パソコンやスマホ、タブレットからファイルをアップロードするのも簡単な操作で行うことができます。

Google Drive
Google Driveは、Googleが提供するクラウドサービスです。
Googleアカウントがあれば、15GBまで無料で利用することができます。幅広いファイルの閲覧、操作、保存が可能で、表計算やフォームの作成まですることができます。
フォトショップやイラストレーターなどの閲覧まで対応していますので、サーバ上のデータを複数のユーザーで利用したり会議の議事録の共同編集をしたりする他、イベントの告知などもスムーズに行うことができます。

One Drive
One Driveとは、マイクロソフトが提供するクラウドサービスです。
15GBまで無料で利用することができ、ウェブブラウザ上で、ワードやエクセルなどの文書を閲覧・編集することができます。One Driveの一番の魅力は「マイクロソフト純正」であるという点なので、オフィス文書の保管・編集という面でいえば、最も適したサービスといえるでしょう。
One Driveもマイクロソフトアカウントがあれば、すぐに利用開始することができ、サーバ上のデータを複数のユーザーで利用することができるので、共同編集などスムーズに行うことができます。

クラウド会計ソフト freee会計
「クラウド会計ソフト freee会計」は、freee株式会社が提供するクラウド会計サービスです。
「freee会計」は、中小企業を初めとした法人・個人事業主向けの、事務管理(バックオフィス)を効率化するためのクラウドサービスで、頻繁に改正する税改正にも原則として無料かつ自動で対応するので、自分でアップロードする必要がありません。
金融機関のシステム構築・運用に長年携わったプロフェッショナルがシステム構築を行っているため、セキュリティ面も安心です。

「クラウド会計ソフト freee会計」

クラウド会計ソフト freee会計

クラウドサービスは、クラウド上でデータを共同編集するサービスですが、freee会計のメリットは、ネットバンキングやクレジットカードと連携することで、面倒な経理作業を自動化することができるというメリットもあります。

▶ クラウド会計の導入手順と導入するメリット

(1)経理業務が軽減される

「freee会計」は、ネットバンキングやクレジットカードと連携することで、取引明細を自動で取得し、仕訳入力をします。
取引明細の内容に勘定科目が自動的に提案され、その提案される勘定科目についても学習機能があるため、使えば使うほど仕訳作業が効率化されます。
したがって、通帳や領収書とにらめっこしながら書類作成を行う必要がなくなります。

また、クラウドサービスなのでパソコンにソフトウェアをインストールする必要もなく、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも利用することができます。
つまり、自宅でも電車の中でも、スマホから常に最新情報を確認することができるようになるわけです。

(2)請求書発行が効率化する

「freee会計」は、自動仕訳の他、見積書や請求書の作成・管理も行うことができます。さらにクラウド請求書で請求書発行業務をすると、クラウド会計と連動して自動で仕訳が生成され、請求書を作成する→仕訳をする→入金を確認する→消込作業を行う…などの一連の作業を効率よく行うことができます。
さらに請求書だけでなく、見積書や領収書、納品書など、実際の取引の流れのなかで必要となる書類を簡単に作成することができます。

(3)給与システムと連動できる

「freee人事労務」で給与計算すると、その内容が自動で「freee会計」で給与仕訳に計上されます。また、給与の支払をすれば、その内容から自動的に給与支払仕訳が生成されます。
通常、金融機関の給与振り込みを利用した場合には、支払データを作成して支払処理登録をしなければなりません。
しかし、「freee人事労務」なら給与計算も自動で計算できるうえ、同時にこれらの作業が終了するため、大幅に業務を削減することができます。

(4)マイナンバー管理もできる

「freeeマイナンバー管理」で、従業員のマイナンバーを管理すると、紙で管理する必要がないので、セキュリティ面も安心ですし、余計なコストを削減することができます。
また、マイナンバーの取得、保管、利用まで一連の業務を管理ソフト上で行うことができます。

さらに、「freeeマイナンバー管理」「freee人事労務」を連動させれば、給与支払報告書や法定調書にも自動的に連動することができます。

(5)レポート機能が充実している

「freee会計」は、レポート機能が充実しています。
クレジットカードや銀行と連動させて自動仕訳されるデータは、すぐにレポート化され、「資金繰りに問題はないか」「売れ筋商品は何か」「費用の内訳に問題はないか」など、あらゆる視点から事業を分析することができます。

レポートの種類 使い方のアイディア
収益レポート
  • 今月の売れ筋商品を確認する
  • 得意先ごとの売れ筋トップ10を確認する
  • 売上が多い月を確認する
費用レポート
  • 今月の費用内訳を確認する
  • 費用が多い月を確認する
損益レポート
  • 今月の損益のうち多かった商品は何かを確認する
  • 収支別の取引先トップ10を確認する
  • 損益の主要項目を時系列で確認する
売掛レポート
  • 来月の入金予定を確認する
  • 得意先ごとの金額を確認する
買掛レポート
  • 来月の支払い予定を確認する
  • 支払い先ごとの支払い予定を確認する
  • 一括振込用のファイルを出力する
  • 請求書が届いたので、いつの買掛金に対応しているかを確認したい
現預金レポート
  • 今月のお金はどれくらい動いたのかを確認する
  • 先週の現預金の残高を確認する
資金繰りレポート
  • 今月はどういった勘定科目で一番お金を使ったのかを確認する
  • 今後のお金の出入りを踏まえた上で、資金ショートを起こさないかを確認する
集計表
  • 「売上高」として入力した取引の件数を確認する
  • 複数の条件で絞り込みをかけて集計結果を知る

まとめ

以上、クラウドサービスの意味やオンプレミスとの違い、主なクラウドサービス、クラウド会計ソフトのメリットについてご紹介しました。
クラウドサービスにはさまざまな種類がありますが、複数の拠点から複数の人間が同時に最新のデータを見ることができ編集することができますので、ビジネスの業務効率化という観点からますます欠かせないサービスとなり、今後あらゆるサービスがクラウド化し、当たり前のように我々の生活に溶け込んでいくのは間違いありません。
「freee会計」については、導入からサポートをしてくれる税理士もいますので、まずはお問合せをしてみることをおすすめします。

クラウド会計ソフト freee会計を使ってみる

freee税理士検索では数多くの事務所の中から、「freee会計」の導入から活用まで相談できる税理士を検索することができます。
また、コーディネーターによる「税理士紹介サービス」もあるので併せてご利用ください。

税理士の報酬は事務所によって違いますので、「税理士の費用・報酬相場と顧問料まとめ」で、税理士選びの金額の参考にしていただければと思います。
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監修:「クラウド会計ソフト freee会計」

クラウド会計ソフトの「クラウド会計ソフト freee会計」が、税務や経理などで使えるお役立ち情報をご提供します。
「クラウド会計ソフト freee会計」は、毎日の経理作業を最小限で終わらせることができるクラウド型会計ソフトです。疑問点や不明点は、freee税理士検索で税理士を検索し、クラウド会計ソフトの導入や、経理システムの構築について相談することができます。

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