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ドル売上の仕訳について

    今年から個人事業主として働いていおり、ドル売上の仕訳について教えていただけますでしょうか。
    とある会社に登録し、仕事をもらっています。
    その会社は外国の会社になるのですが、そこではドル売上となります。
    そこからドルで手数料が引かれてペイパルに一度入ります。
    その後、また為替手数料などが引かれて楽天銀行へ円で入金されるようになっています。入金されるというよりは移動させているような感じではあります。
    レートは自分で調べて仕訳をすることになるのでしょうか。また、レートはいつ時点のものを見ればいいのでしょうか。
    まったくの無知で恐縮ですが、この時の仕訳について具体的にご教示いただけますと幸いです。

    ドル建ての取引は、「売上が発生した日」と「実際に円で入金された日」の2つの時点に分けて考えます。

    1. 売上が発生した日の処理
    仕事が完了した日を基準に、売上を計上します。
    この時点ではまだドルですが、日本の税務処理は円で行うため、その日の為替レートで円に換算します。

    一般的には、金融機関が公表している**TTM(仲値)**というレートを使います。

    仕訳:(借方)売掛金 ○○円 / (貸方)売上高 ○○円

    2. 楽天銀行に円で入金された日の処理
    次に、PayPalや銀行で手数料が引かれ、最終的に楽天銀行に円で入金された日の処理です。
    入金された金額、引かれた手数料、そして為替レートの変動による差額を分けて考えます。

    ・入金された金額:実際に楽天銀行の口座に入った円の金額です。
    ・手数料:海外送金やPayPalで引かれた手数料は、「支払手数料」として経費にできます。
    ・為替差損益:売上を計上した日と入金された日の為替レートの違いで生じた損益です。
    例えば、売上計上時よりも円安になっていれば「為替差益」、円高になっていれば「為替差損」となります。

    仕訳:(借方)普通預金 〇〇円 / (貸方)売掛金 ○○円
    (借方)支払手数料 △△円
    (借方)為替差損 □□円

    為替レートの計算はご自身で調べる必要がありますが、為替相場サイトなどで確認できます。

    • 回答日:2025/09/17
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    まず、売上については、売上発生日の為替レート(TTM)で換算して計上します。ペイパル入金時には、その時の為替レートで手数料を計上してください。さらに楽天銀行に入金した際は、入金したドルをその日のレートで換算し、レートの変動による差額は為替差損益で計上します。

    レートについては銀行のサイトなどで確認可能です。

    よろしくお願いいたします

    • 回答日:2025/09/16
    • この回答が役にたった:0

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