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有価証券の内訳書について

決算申告で有価証券の内訳書の記載方法について教えてください

その他有価証券(上場株式)を前期に購入し、今期も売却せず期末まで保有を続けました。
【記載内容】
区分:その他 種類:株式 銘柄:保有銘柄を記載 期末現在高(数量:株式数を記載 金額上段:未記載 金額下段:前期取得時の金額) 期中増減の明細・摘要:未記載
【質問事項】
上記1行のみを記載すればよいでしょうか。もう一行、期末時価へ評価換をする記載が必要でしょうか。
期末現在高の欄に、帳簿価格(前期取得時の金額)を記載するというのが違和感があり、合っているか教えて頂きたいです

お世話になっております。
税理士法人ゼロベースの税理士の渡辺と申します。

中小企業における有価証券の保有目的、を明確に区分することはとても難しいと感じています(本来は株式を取得する際の取締役会や株主総会等で購入目的をもとに判断することとなります)。

ご質問にあるように、その他有価証券に該当する場合、期末時価評価が原則となっています。そのため、前期に購入し売却をしなかったとしても、期末に時価評価を行い、時価と簿価との差額は「その他有価証券評価差額金」という勘定科目によって、純資産に影響を与えることとなります(税務上の損金にも益金にもならないため、税額への影響はございません)

従いまして、記載内容のうち、金額下段が
前期取得時の金額ではなく、期末時価評価額となってまいります。

  • 回答日:2024/05/06
  • この回答が役にたった:1
  • お世話になっております。
    お忙しい中、ご回答頂きありがとうございます。

    質問した内容だけでは無く有益な情報いただき、とても感謝しております。
    ありがとうございました

    投稿日:2024/05/06

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