国際税務・海外税務の豆知識
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海外進出する時に知っておきたい国際税務・租税条約
グローバルな事業展開を検討する際には、事業計画と併せて国際的な税務に関する検討が欠かせません。国際税務の課題は、時として企業の利益やキャッシュ・フローの最大化に大きな影響を及ぼすからです。したがって、海外進出する際には、国際税務に関する基本的な考え方を理解しておく必要があります。
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タックスヘイブン対策税制(外国子会社合算税制)とは
タックスヘイブンとは、軽課税国のことで、そもそも課税がないかもしくはかなり税負担が軽い国または地域のことをいいます。日本語では「租税回避地」と表現しています。そして、タックスヘイブン対策税制とは、このような軽課税国に利益が集まり先進国の税収が減ることを規制するための制度です。
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外資系企業(外国法人)の申告・納税
外国法人の申告や納税は、原則として日本の企業と同じで、法人税の確定申告をする必要があります。課税の範囲については恒久的施設の有無や区分によって異なります。外国法人の法人税申告書の様式については2016年(平成28年)4月1日以後開始事業年度分の法人税の申告分から変更となっています。