公開日:2018年08月22日
最終更新日:2018年08月22日
消費税の計算は、課税売上高から課税仕入れ高を差し引いた額に税率を掛けて求めます。この計算方法を「原則課税方式」と呼びます。会社の売上には、消費税の課税対象でない売り上げ(非課税取引)も含まれています。したがって、課税売上高に対応する仕入高を求めるためには、煩雑な事務作業が必要になります。
そこで、消費税の計算を容易にする方法として、基準期間の課税売上だたが5000万円以下の場合には、簡易課税方式による計算が認められています。
簡易課税方式を選択する場合には、「消費税簡易課税制度選択届出書」を所轄の税務署に提出する必要があります。