公開日:2018年08月22日
最終更新日:2018年08月22日
住宅ローン控除(住宅借入金特別控除)とは、住宅ローンを組んで、マイホームを新築・購入・増改築した人が受けられる税額控除のことをいいます。最長で10年、最高で毎年50万円税金が戻ってきます(2018年8月時点)。
サラリーマンの場合には、最初の年に確定申告をすれば、翌年からは勤務先で年末調整をしてくれるので、引き続き控除を受けることができますが、個人事業主の場合には、2年目以降も毎年確定申告をする必要があります。
控除額は、住宅ローン残高をもとに計算します。
控除額は、通常の住宅で最高40万円ですが、いつ入居したかによて額が変わります。
また、耐久性・省エネ性能にすぐれた「認定長期優良住宅」や、断熱性・二酸化炭素削減の基準を満たした「認定低炭素住宅」を新築・購入した場合には、最高50万円の控除を受けることができます。なお、住宅ローン控除と認定住宅新築等特別税額控除のうち、有利な方を選択することができます。
住宅ローンは税額控除と説明しましたが、そもそも税額控除とは何でしょうか。
税額控除とは、所得税の金額から直接差し引くことのできる控除です。つまり、控除した額の分、税負担を軽くすることができるので、節税効果は絶大です。
ただし、税額控除は申告をしなければ適用されません。他にも自分が適用される税額控除がないかについては、きちんと確認するようにしましょう。