公開日:2018年08月24日
最終更新日:2018年08月24日
青色申告を行なう場合には、「複式簿記」もしくは「簡易簿記(単式簿記)」で帳簿をつけなければなりません。複式簿記で帳簿づけをすると、青色申告特別控除として65万円の控除を受けることができます。複式簿記は、お金の流れを借方、貸方という2方向からとらえる「仕訳」という作業をしてから、帳簿に記入する帳簿のつけ方です。
一方「簡易簿記(単式簿記)」とは、家計簿のようにお金の入金・出金だけ記載する方法です。
例えば、「100円の商品が売れた」という取引を、複式簿記では、以下の原因と結果の2つに分けて考えて仕訳をします。
・結果=「現金100円を受け取った」…借方に勘定科目「現金」で仕訳します。
・原因=「100円の商品を売った」…貸方 に勘定科目「売上高」で仕訳します。
貸方、借方や、勘定科目など慣れない経理用語に抵抗を覚えるかもしれませんが、会計ソフトなら、勘定科目の選択や、貸方か借方かなどは、感覚的に判断することができます。また、決算書も会計ソフトならほぼじどうてきに作成することができます。