クラウド会計活用事例|事業を変化させた5つの事例

公開日:2019年05月29日
最終更新日:2019年05月29日

目次

  1. クラウド会計とは
    • クラウド会計のメリット
    • クラウド会計のデメリット
  2. クラウド会計の活用事例
    • (1) 管理業務に集中でき事業拡大
    • (2) 夫婦2人の小売店が劇的変化
    • (3) 経理スタッフの在宅勤務が実現
    • (4) 1人(ひとり)社長も楽々経理
    • (5) 開業手続きから確定申告までスムーズに完了
  3. まとめ
    • 税理士をお探しの方

この記事のポイント

  • クラウド会計ソフトとは、ソフトやデータをインターネット上で使用したり保存したりできる会計ソフトのこと。
  • クラウド会計を活用すれば、面倒な経理作業はほぼ自動化することが可能。
  • 経理作業から解放され、管理業務に集中でき事業拡大できる!

 

クラウド会計ソフトとは、従来の会計ソフトのようにソフトウェアを購入してインストールタイプの会計ソフトではなく、サービス提供会社に対して使用料を支払いインターネット経由で利用することができる会計ソフトのことをいいます。

クラウド会計ソフトは、給与計算ソフトや請求書作成ソフトとも簡単に連携することができるので、経理業務が劇的に効率化されます。
ここでは、クラウド会計ソフトの導入で事業が大きく変化したという事例をご紹介します。

クラウド会計とは

クラウド会計ソフトの導入で事業が大きく変化したという事例をご紹介する前に、まず「クラウド会計とは何か」について、簡単に説明しておきましょう。

クラウド会計ソフトとは、ソフトやデータをインターネット上で使用したり保存したりできる会計ソフトのことです。
これまでの会計ソフトのようにソフトを購入する必要もありませんしパソコンにインストールする必要もありません。

IDとパスワードを入力すれば、パソコンからもスマホからも日本からも海外からもどこからでもアクセスすることができます。
たとえば、「会計ソフトfreee」は、会計ソフトと税務申告ソフトの両方の機能を兼ね備えているだけでなく、クレジットカードや給与計算ソフトや請求書作成ソフトとも連携することができるので、記帳作業から給与計算、請求書発行、税務申告までを一括で管理することができます。

クラウド会計のメリット

クラウド会計の最も大きなメリットは、入力結果や自動で取り込まれた会計データなどを、いつでもどこでもリアルタイムに確認することができるという点です。
経営者はもちろん、顧問税理士にも会社の状態を共有することができるので、タイムリーな節税対策や資金調達の提案をしてもらうことができます。

また、クラウド会計をクレジットカードやネットバンキングと連携し、取引データを自動仕訳する機能を活用することで、経理担当者の記帳作業が大幅に効率アップします。
これまでのように、取引ごとに目で確認しながら記帳する必要はなく、自動仕訳について問題がないか確認するだけで、作業は完了してしまいます。

クラウド会計のデメリット

クラウド会計ソフトのデメリットはほとんど見当たりませんが、強いて言えば、「ネット環境がないと接続できない」という点を挙げることができるでしょう。
しかし近年では、ほとんどのエリアでインターネットへの接続環境は確保されていますので、それほど心配はありません。

さらに、従来のインストール型の会計ソフトであれば、ネット環境云々の前に、パソコンが壊れてしまえばデータが破損してしまうリスクがありました。
1つ1つのパソコン内で管理をしているケースでは会計データを関係者間でタイムリーに共有することは難しく、試算表作成まで数週間~1カ月かかるケースなどもあり、このタイムロスがビジネスに少なからず影響を及ぼしていました。
これらの点を比較すると、クラウド会計ソフトの「インターネット環境がないと使用できない」というデメリットは、それほど大きなデメリットとはいえないのではないでしょうか。

クラウド会計の活用事例

クラウド会計ソフトの自動仕訳機能を活用し、さらに給与計算ソフトや請求書発行ソフトと連携するなどした結果、記帳作業や請求書発行作業、給与計算作業などの経理業務が大幅に削減されたというケースが増加しています。
なかには「作業時間が5分の1程度まで削減することができ、本来やるべき管理業務に集中することができた」「経理スタッフの在宅勤務が可能になった」など、クラウド会計ソフトの導入が事業拡大や事業環境の改善に貢献したケースもあります。
ここでは、その中から5つのクラウド会計の活用事例についてご紹介します。

(1) 管理業務に集中でき事業拡大

10年前にカフェを開業し、2号店、3号店と順調に事業拡大していたAさんですが、レジ業務は電卓と手提げ金庫、手書きの領収書で対応するというアナログな方法を続けていました。
これらのアナログな方法が原因で、毎日レジを締めた後は日々の集計作業に追われてしまい、「何がいつどれくらい売れたのか」「客単価はいくらなのか」「前年と比較して売上はどれくらい伸びているのか」といった経営上必要なデータは、ほとんど把握できずにいました。
「まったく売れていない商品はあるのか」「売れ筋の商品は何か」といった、事業を行ううえで大切な商品分析についても、感覚的に分かってはいるものの数値化できていないので、仕入作業などは、経営者と現場スタッフの勘だけで行っているような状況でした。

そんな中、「クラウド会計ソフトfreee」を導入することで、これらの煩雑な経理作業をほぼ自動化することに成功しました。さらに、「人事労務freee」とも連携することで、給与のデータがクラウド会計ソフトfreee自動で取り込まれ、給与の支払いに関する仕訳が自動で会計freeeに作成されるため、転記の手間も削減することができました。

また、電卓と手提げ金庫というアナログなレジ作業もAirレジを導入し、さらにクレジットカード決済にも対応可能とし、さらに作業を効率アップすることができました。

これまで課題だった売上データや商品分析も、クリックひとつで簡単に確認できるようになり、各店舗の売上状況や売れ筋商品、客単価データなどをすべて可視化することができ、各店舗の運営をスムーズに把握することができるようになりました。

売上や売れ筋商品を把握することで、無駄な仕入を削減することができるようになり、新しいメニュー開発やSNSを活用した集客などに時間を割くことができるようになりました。

人事労務freee「クラウド会計ソフト freeeとの連携」

(2) 夫婦2人の小売店が劇的変化

Bさんは、妻と2人で地元野菜を使ったカレーパンを販売していました。
これまでは、地元の道の駅や駅前店舗での販売が中心でしたが、カレーパンがテレビで取り上げられSNSでも話題となったため、取引が一気に増加。これまで夫婦2人で行っていたのですが、工場を借りて事業を拡大し従業員を雇用することになりました
しかし、こうなると思い負担となって圧し掛かってくるのが売掛管理業務や労務管理業務です。
売掛管理業務や労務管理業務の負担が想像以上に大きく、「工場を広げて従業員は増えたのに、これ以上新規の取引先を増やす営業活動ができない」といった辛い状況に陥ってしまうことになりました。

そこで、「会計ソフトfreee」「人事労務freee」を導入し、売上管理やら勤怠・給与計算まで自動化することにしました。
「会計ソフトfreee」の自動仕訳機能をフル活用することで、記帳作業は大幅な時間コスト削減が可能に。また、売上の自動集計、請求書の発行の効率化、請求管理もスムーズに行うことができるようになりました。
また、工場のスタッフの勤怠管理はこれまでタイムカードで行っていましたが、人事労務freeeで勤怠の集計を行うこととし、給与計算までほぼ自動で行うことが可能になりました。
さらに「人事労務freee」で給与計算されたデータは、「会計ソフトfreee」に自動で取り込まれるので、人件費として自動仕訳までできるようになりました。

人事労務freee「勤怠サービスとの連携」

Bさんの負担になっていた売掛管理業務や労務管理業務は、それまでの10分の1ほどの時間で済むようになり、新規取引先獲得のための営業活動に時間を割くことができるようになり、前年比の3倍の取引先を獲得することができました。

(3) 経理スタッフの在宅勤務が実現

Cさんは、ある運送会社Dで長く経理スタッフとして勤務してきましたが、親の介護が必要となり、通勤することが難しくなりました。
そこで、運送会社Dは、「会計ソフトfreee」を導入し、在宅勤務で経理作業を続けることを依頼しました。

Cさんは、「会計ソフトfreee」では、記帳作業はほとんど必要なくなりますが、在宅経理スタッフとしてとして領収書等の証憑のスキャンと自動仕訳の確認等を行うことになりました。

Cさんは、通勤時間を減らし在宅で仕事をしながら、親の介護をすることが可能となったのです。
クラウド会計ソフトの普及は、Cさんの事例のような柔軟な働き方をますます増加させると見られています。

会計ソフトfreee「中小企業・法人の経理・経営をラクに」

(4) 1人(ひとり)社長も楽々経理

Eさんは、北海道の企業でデザイナーとして勤務していましたが、10年前に自宅で個人事業主として独立しました。
現在は従業員はおらず、取引先とのやり取りから請求書の発行まで一人で行わなければならない、いわゆる「1人(ひとり)社長」です。
Eさんはデザイナーとしては優秀であるものの、経理作業の経験は皆無で、これまで確定申告は、1年分の領収書を仕訳し、申告前にあわてて会計ソフトに入力する……の繰り返しでした。

そんな時、同じ個人事業主として開業した友人に「会計ソフトfreee」が分かりやすい。経理が楽になった」と聞き導入をしたところ、仕訳作業はほぼ自動化されたことで、領収書を1枚1枚確認しながら入力するという作業が大幅に削減されました。
毎日の取引を確認しておけば、確定申告の申告書もほぼ自動で作成することができ、「これまでの確定申告の苦労は何だったのか」というほど、楽に作業を行うことができるようになりました。

会計ソフトfreee「中小企業・法人の経理・経営をラクに」

(5) 開業手続きから確定申告までスムーズに完了

Fさんは、サラリーマンを辞め個人事業主として開業しました。
しかし、個人事業主はどのような手続きが必要なのか、税務署にどのような書類を提出すればいいのかといった知識はなく、さまざまな開業セミナーに出席したり書籍で調べたりしなければ…と思っていました。
そんな時に個人事業主の開業に必要な書類が無料で一括作成できるという、「開業freee」を知りました。簡単な質問に答えるだけで、すぐに必要な書類は自動作成することができ、必要書類を印刷しマイナンバーを記入し印鑑を押すだけで、必要な書類はすべて作成することができました。

開業freee「個人事業の開業手続きが無料・簡単・最速」

「会計ソフトfreee」eの利用をすることで、オンランバンクの入出金の明細や、クレジットカードの利用履歴を自動で取得し「会計ソフトfreee」に反映し、初めての確定申告もスムーズに行うことができました。
おかげで本業に専念することができ、来年は法人成りする予定でいます。

まとめ

以上、会計ソフトを導入して活用することで、「売上分析や商品分析などを行って、事業拡大に成功した」「従業員の勤怠管理まで一括で行うことができた」など事業が変化した事例をご紹介しました。

税理士検索freeeでは、ここでご紹介した事業で活用されているクラウド会計ソフトfreeeの導入、活用、その他のソフトとの連携までサポートしてくれる税理士が「認定アドバイザー」として登録されています。

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税理士をお探しの方

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