クラウド会計で請求書を発行するメリット&デメリット

公開日:2019年11月08日
最終更新日:2022年12月20日

この記事のポイント

  • クラウド会計ソフト活用で、見積→受注→請求→入金の一連の業務を格段に効率化される。
  • 作成した請求書の情報は、売掛金として自動で登録される。
  • 毎月同じ請求書を自動発行する設定も可能。

 

「クラウド会計ソフト freee会計」で発行する請求書は、「freee会計」と連動しています。
請求書を発行すると、「freee会計」上のデータと連動して、自動で情報が登録されるため、これまでの請求書発行業務を、格段に楽に簡単に行うことができるようになります。

この記事では、「freee会計」で請求書を発行するメリット・デメリットについてご紹介します。

freee会計で請求書を作成するメリット

「freee会計」とは、インターネットを経由して利用する会計ソフトです。「クラウド」とは、「クラウドコンピューティング」の略で、インターネット上のサービスの1つです。

パソコンにインストールして利用するタイプの従来の会計ソフトとは異なり、インターネットにつながりさえすれば、どのパソコンからでもスマートフォンからでも、すぐに利用をすることができます。銀行口座の入出金やクレジットカードの利用履歴は自動で反映されるので、これまでのように「紙の明細を見ながら、会計ソフトに入力する」という作業を丸ごと削減することができます。
インターネットを使える環境であれば、ID、パスワードを入力するだけで、いつでもどこでもデータにログインすることができます。

「freee会計」では、請求書を発行することもできるため、見積→受注→請求→入金に至る一連の業務を格段に効率化することができるようになります。

クラウド会計ソフト freee会計の請求書管理

作成した請求書の内容を元に自動で帳簿付けが完了。ただの請求書作成ソフトよりもずっと効率的です。
 

 

▶ クラウド会計ソフト freee会計「請求書の作成も、一元管理もカンタンに。」

(1)初心者でもすぐに請求書発行できる

日々の取引と同様、「freee会計」による請求書は、税務や経理の知識が必要なく簡単に作成することができます。作業にあわせてガイドが表示されるので、そのガイドにしたがって項目や金額を入力するだけで請求書が自動で作成されます。操作も直感的に理解できるように工夫されているので、初心者でもすぐに請求書を発行することができます。

(2)請求書のデザインはカスタマイズできる

クラウド請求書のデザインは、自由にカスタマイズすることができます。
いくつかのパターンから選択することができ、毎月の売掛金残高を表示するか否かも設定することができます。
請求書のテンプレートは、印章やロゴを挿入しやすい仕様で使いやすく設計されていて、自社独自の請求書を作成することができます。
さらに、大量の請求書を登録した取引先に送信できるような機能も備わっています。

クラウド会計ソフト freee会計の請求書テンプレート

請求書設定タブの下部にある「テンプレート」欄から、各請求書類のテンプレートを設定できます。
テンプレートを設定しておくことで、同じ情報を毎回入力せずに請求書類を作成できるようになります。
 

 

▶ クラウド会計ソフト freee会計「請求書類のテンプレートを設定する」

(3)請求書が会計に自動連動する

「freee会計」で請求書を作成すると、その情報が自動でデータが取り込まれ売掛金として登録されます。
クラウド会計ソフトと連動することで、請求書業務からクラウド会計ソフトへの入力までの作業が、ほぼ自動で行われます。

入金されたかどうかの確認も、インターネットバンクと同期しておけば「freee会計」が自動で予測してくれます。この機能によって、売掛金の消込を確認する作業を大幅に削減することができます。

また、請求書の発送管理も簡単です。「送付済」「送付待ち」などのステータスが表示されるので、発送状況を明確に把握し一元管理することができます。

(4)スマートフォンでも請求書作成が可能

「freee会計」は、インターネットにつながる環境であれば、いつでもどこでも作業をすることができますので、スマートフォンでも請求書を作成することができます。

「出先で金額の合意ができたら、その場で請求書を発行する」といったことも可能となりますし、「電車の待ち時間などのスキマ時間を利用して、請求書を発行する」といったことも可能となります。

(5)請求書の郵送もワンクリック

「freee会計」の請求書は、メールに添付することができるほか、郵送することもできます。郵送する場合には、ワンクリックで郵送依頼を行えば、あとは「freee会計」側で処理をして、請求先に3~4営業日以内に請求書が到着します。
この業務はコストがかかりますが、印刷封入発送すべて込みで業界最安値。時間的コストだけでなく金銭的コストも削減することができます。

(6)毎月同じ請求書を自動発行できる

顧問料や運営費用など、毎月同じ請求書を発行している取引先がある場合には、クラウド請求書が、毎月自動作成してくれます。

Excelで請求書を発行する場合には、発行日や請求内容を手直しして請求書を発行していたと思います。ひとつとつの請求書の手直しはそれほど時間がかからず単純な作業ですが、請求書の数が多ければ多いほど相当な時間がかかるものです。
うっかり発行日を修正するのを忘れたり、発行自体がもれてしまったりすることもあります。
ところが、「freee会計」を利用すれば、「毎月自動生成で保存」という機能があるので、周期や日付などを選択すれば同じ請求書を確実に作成することができるようになります。

クラウド会計ソフト freee会計で定期的な請求書発行を自動化する

定期的に発生する請求書発行は、freeeの「定期請求書」機能で効率化しましょう。定期請求書機能では、あらかじめ設定した周期毎に、自動で請求書を作成できます。
 

 

▶ クラウド会計ソフト freee会計「定期的な請求書発行を自動化する」

(7)見積書や領収書も発行できる

「freee会計」は、請求書だけでなく見積書や領収書まで作成して一元管理することができます。

過去に作成した見積書から宛先や取引内容、金額などの情報を確認したうえでその情報を引き継ぎ、発注書や納品書、請求書まで作成することができるので、その都度納品書や発注書を確認し、その内容と照らし合わせて請求書や領収書を作成する工数を削減できます。
さらに、各書類の送付状況や取引の作成状況、入金状況まで確認することができます。

クラウド会計ソフト freee会計で見積書、納品書、請求書、領収書、発注書を管理・編集

freeeで見積書、納品書、請求書、領収書、発注書を作成すると、一覧でその送信状況や入金状況を確認できます。また、書類の詳細画面では、編集・コピー・削除や、登録された取引の確認ができます。
 

 

▶ クラウド会計ソフト freee会計「作成した見積書、納品書、請求書、領収書、発注書を管理・編集する」

さらに、領収書を見ながら記帳する作業も大幅に削減することができます。
「freee会計」には、領収書をスキャンすると会計仕訳に必要な日付、金額、勘定科目などの情報を読み込んで、自動的に帳簿に登録される機能があります。
もし内容に修正が必要な時には、手作業で修正することができます。また、あらかじめ勘定科目を設定することもできるので、従業員に不要な勘定科目を使用しないように管理することもできます。

クラウド会計ソフト freee会計でレシート類をスキャナで取り込む

領収書や請求書をfreeeに取り込むことで、煩雑だった各種作業を効率化します。
スキャナで書類をスキャンしてfreeeに取り込むことができますし、freeeの電子帳簿保存機能をご利用頂くことで、原本の保管も不要になります。
 

 

▶ クラウド会計ソフト freee会計「レシート類をスキャナで取り込む」

(8)税制改正は自動アップデート

従来の会計ソフトでは、税制改正が行われると自分でソフトのアップデートを行う必要がありました。
「freee会計」は、インターネット上のサービスなので、年末調整の控除項目や所得控除額の改正はもちろん、税制改正などについても自動でアップデートされるようになっています。
税制改正はもちろん、軽減税率制度・インボイス制度などについてもすべて自動&無料で行われるので、本業以外の作業に手を煩わす心配がありません。

▶ クラウド会計ソフト freee会計「消費税などの自動計算や税制改正に対応する会計ソフト」

freee会計で請求書を作成するデメリット

「freee会計」による請求書の発行・管理には、多くのメリットがありますが、「freee会計」を導入するためにはコストがかかりますし、インターネット上のサービスであることから、ネット環境につながらない時には作業することができなくなるなどのデメリットもあります。

(1)コストがかかる

「freee会計」のコストは、プランによって異なりますが、月額あたり1,980円~のコストがかかります。
ただし、これらのプランで取引データの閲覧・編集や請求書類の閲覧・編集、決算書の作成まで行うことができるので、従来の会計ソフトや手作業での請求書発行業務にかかる人件費と比較すれば、割安であるということは言うまでもありません。

特に削減できるのは、記帳業務の人件費です。人件費は内部コストであり削減した効果が見えづらいものですが、仮に請求書を発行する人件費が1時間1,500円で1カ月の請求書発行業務にかかる時間が4時間程度だとしたら、単純計算で6,000円もの人件費がかかることになります。
この人件費を削減できると考えれば、「freee会計」のコストはそれほど高いわけではないと言えるのではないでしょうか。

(2)ネットにつながらない場合は作業できない

クラウドがインターネット上でデータを使用し保存するサービスであることから、インターネットが使えない環境では作業をすることはできません。
万一利用しているインターネットが、大規模な通信障害などを起こした場合には、クラウド会計ソフトが使えなくなります。
ただし、現在は「ネットが使えない」という環境は頻繁に起こる状況ではないことから、それほど懸念する必要はないでしょう。

まとめ

以上、クラウド請求書のメリット・デメリットや、クラウド会計ソフトと連動させることのメリットなどについてご紹介しました。

「freee会計」では、さらに認定アドバイザーである税理士から「freee会計」の導入・活用、請求書の発行・管理までを一括でサポートしてもらうことができます。
あわせて節税対策についてアドバイスをもらうことができますし、経営戦略などについて相談できる税理士もいます。

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freee税理士検索では数多くの事務所の中から「freee会計」に精通している税理士の認定アドバイザーを検索することができます。
また、コーディネーターによる「税理士紹介サービス」もあるので併せてご利用ください。

税理士の報酬は事務所によって違いますので、「税理士の費用・報酬相場と顧問料まとめ」で、税理士選びの金額の参考にしていただければと思います。

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監修:「クラウド会計ソフト freee会計」

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