自宅家賃の経費算入(個人事業)と法人の借り上げ社宅について
自宅で個人事業をしており、来年の確定申告では自宅の家賃を按分して経費に組み込もうと思っておりました。
しかし、兼任している法人の方で借り上げ社宅の導入を考えています。
法人の借り上げ社宅制度を使って家賃扶助を出した場合、個人事業の方で家賃を経費に入れることは出来ないと考えていいのでしょうか。
個人事業の家事按分(例えば自宅の1/3を仕事用として通信費や家賃を経費に落とす)という仕組みは、
あくまで自分が家賃を負担している前提で成り立っています。
しかし、借り上げ社宅制度を使うと、実際に家賃を支払っているのは法人です。
そのため、個人事業の方では 家賃を経費計上する根拠がなくなる と考えるのが基本です。
例外的な整理の可能性として
もし「法人が負担しているのは居住部分(生活スペース)に相当する部分」で、
かつ「事業用スペース部分については自分が別途負担している」のであれば、
その自己負担分については個人事業の経費算入が可能です。
つまり、
• 法人 → 居住用部分の家賃(社宅扱い)を負担
• 個人事業 → 事業用部分の家賃を自己負担、その分を経費計上
という切り分けができれば、二重計上にはなりません。
- 回答日:2025/09/26
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詳しく回答頂きありがとうございました。
素人では切り分けるのは難しそうですね、、
どちらか一方を選択したいと思います。
ありがとうございました。投稿日:2025/09/29