経理・記帳・仕訳に関する質問｜質問No.393

税理士法人CUBEと申します。
電子マネーを利用した際の記帳方法としては大きく三点ございます。
会計freeeをご利用の方は①、それ以外の方は②、③をご確認ください。

①会計freeeに口座として登録する方法
1.口座登録
「口座」→「口座を登録」から登録したい電子マネーを検索、登録します。
2.各種電子マネーにチャージした際
チャージ元の口座（現預金、事業主借）から電子マネー口座に対する口座振替を登録します。
3.電子マネーを利用し支払った際
用途に合わせて勘定科目を入力し、決済口座に上記利用の電子マネーを選択して登録してください。

②仕訳で入力する方法
・電子マネーにチャージしたときの仕訳
預け金or仮払金or前払費用／現預金
・電子マネーで支払ったときの仕訳
例：交通費
旅費交通費／預け金or仮払金or前払費用

③簡易的に処理する方法（個人事業主様）
電子マネーの年間利用額が小さい場合（申告にあたって重要性が乏しい場合）は、簡易的に支払った際に全て現金で処理します。
例：交通費
旅費交通費／現金

【電子マネーに関する注意点】
電子マネーは事業での使用以外に、私用で利用することもあると思います。どちらも同じ電子マネーを利用してしまうと経費処理が煩雑になりますし、経費とプライベートのお金の境界線が曖昧になってしまいます。事業用、私用とで分けることをお勧めします。
ちなみに、電子マネーによっては支払った履歴を印字することもできますので、月ごとにまとめて処理する際は印字しておくと確実です。

• 回答日：2021/09/29
• この回答が役にたった：3

はじめまして。
質問者のようなケースでは、freee会計では口座という
機能、概念を利用いただくことで管理がしやすくなります。
この口座というのは資産または負債を管理する財布のようなものです。
　
●口座（https://secure.freee.co.jp/walletables）の作成
電子マネー用の口座を作成します。
　
●チャージを登録する
現金からチャージした場合の例
口座振替(https://secure.freee.co.jp/deals#code=transfer)から　振替元口座[現金]→振替先口座[上記で作成した電子マネー口座]
　
●電子マネーで支払ったとき
取引を作成する際の決済口座を上記で作成した電子マネー口座に設定し、支出登録する。
　
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202847750?utm_source=secure.freee.co.jp&utm_medium=product&utm_campaign=suggested_help
（交通系ICカードや電子マネーの利用内容を記帳する
）

• 回答日：2021/09/28
• この回答が役にたった：3

■ 電子マネーを使用する際の仕訳処理（リフォーム業）

電子マネーをチャージする時と支払う時では仕訳が異なります。
電子マネーは「現金」と同じ扱いとされるため、チャージ時点では経費になりません。

1. 電子マネーにチャージした時の仕訳
💡 電子マネーは「現金」扱いなので、チャージ時点では経費にならない
（例）会社の銀行口座や現金から Suica / WAON / PayPay などに1万円チャージ した場合

✅ 銀行口座や現金からチャージした場合
（借方）電子マネー 10,000 ／（貸方）銀行口座 10,000
または
（借方）電子マネー 10,000 ／（貸方）現金 10,000

📌 ポイント

電子マネーは「現金」扱い（資産）なので、この時点では経費にならない
「電子マネー」という勘定科目を新設するか、「仮払金」で処理することも可能
2. 電子マネーで支払った時の仕訳
💡 支払い時点で、電子マネーを使った分を経費計上する

（例）電子マネーで事業用の工具を5,000円購入

✅ 電子マネーを使った場合
（借方）消耗品費 5,000 ／（貸方）電子マネー 5,000

📌 ポイント

経費として計上されるのは、実際に電子マネーで支払った時点
「消耗品費」「工具器具備品」「旅費交通費」「会議費」など用途に応じた勘定科目を使う
3. まとめ
✅ チャージ時点では「電子マネー（資産）」として処理する（経費にはしない）
✅ 電子マネーを使った時点で「経費」として計上する
✅ 電子マネーの残高管理をするために「電子マネー」勘定を作成するのがオススメ

この仕訳方法を適用すれば、会計処理が明確になり、正しく経費計上できます！

• 回答日：2025/02/11
• この回答が役にたった：0

ご質問ありがとうございます！
　
電子マネーにチャージ後、支払した際の仕訳は下記になります。

ex)
　電子マネーに現金10,000円をチャージした。
　その後、電子マネーを使って電車代を2,000円支払った。

仕訳）
　電子マネーにチャージした際
預け金　　 10,000円　　/　現金　10,000円　　(備考：チャージ料)

　電車代を支払った際
旅費交通費　2,000円 / 　 預け金 2,000円　　(備考：電車代)


　※電子マネーは、一般的にチャージしたときではなく使ったときに経費になります。
　　そのため電子マネーをチャージしたときは、預け金などで処理し、
　　使ったときはその預け金を取り崩した処理をします。


またfreeeには、交通系ICカード等電子マネーを同期できる機能があります。
自動でfreeeが取引を読み取り、入力まで行うような機能もあります。

そのため、登録モレを防げたり、手間を省けたりするので入力が効率的になります！

弊社はfreeeに精通しておりますので、ご不明点等ありましたら
お気軽にお尋ねください！
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• 回答日：2021/09/29
• この回答が役にたった：0

チャージ時

前払金　チャージ金額　／　現金（事業主借）

支払い時

経費科目　使った金額　／　前払金

前払金残高は、常にチャージ残高と一致するようにしてください。

よろしくお願いいたします。

• 回答日：2021/09/28
• この回答が役にたった：0