1. 【昨年度の期末残高の確認】
• 昨年の**活動計算書の「当期末正味財産残高」**は、いくらか？
• その金額が、本年度の活動計算書の「前期繰越」に反映されているか？
👉 これが一致しないなら、まずは「今年度の前期繰越の記載ミス」が疑われます。
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2. 【今年度の繰越額の転記ミス】
• 活動計算書以外の「正味財産増減計算書」や「貸借対照表」から金額を転記する際、手作業でミスしていませんか？
• 会計ソフトで自動連動する仕組みがある場合、それが正しく機能しているか確認を。
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3. 【昨年度に事後修正を加えていないか？】
• 昨年度の会計データを「締め後に修正」した（例：仕訳追加・訂正・戻入など）ことで、昨年度末の正味財産額が変更されていませんか？
👉 昨年の活動計算書の印刷物と、現在の会計ソフト上の数値が異なっていないか要確認です。
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4. 【期首残高の再設定ミス】
• 今年度会計を開始する際、前期繰越の仕訳入力が正しくなされていないケースがあります。
• 特に貸借対照表の「純資産（正味財産）」項目の初期残高設定ミスが多いです。
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5. 【勘定科目の増減で構造がズレた可能性】
• 会計ソフト上で「正味財産」の勘定科目構成（基本財産／運用財産など）を変更したことで、繰越表示が崩れることがあります。
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🛠 対処法
1. 昨年度の活動計算書（最終確定版）の末尾「当期末正味財産残高」を確認する
2. 今年度の活動計算書の「前期繰越正味財産残高」と比較
3. 食い違いがある場合は：
• 会計ソフトの前期繰越設定（期首残高）を修正
• 修正履歴を確認して、昨年度の数値が変更された可能性も探る
4. それでも原因不明な場合は、総勘定元帳・貸借対照表を通じて「純資産（正味財産）」残高の変動を洗い出す
- 回答日：2025/06/19
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