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法人税申告書の作成手順(還付申告)

    中間還付がある場合の法人税申告書の作成手順を教えてください

    1、別表5(2)の中間の入れ方が始めは未定なので、とりあえず発生金額(②全額)を仮払経理(④)に入れています

    2、納付税額一覧の申告納付額の金額を、別表5(2)の損金経理納税充当金(31)に入れて、同額を別表4の当期利益(1)から減らします

    3、納付一覧を見ながら、別表5(2)で中間納付額を④と⑤に振り分けます

    そうすると、別表4の仮払税金認定損(減算)の金額が変わってしまい、別表4の最終所得も変わり、納付一覧の金額内容が変わってしまいます

    手順を教えていただけますと助かります。

    宜しくお願いいたします。

    いくつかの方法がありますが、そのうちの一つをこちらに記載します。

    ①試算表上で予定納付額を、すべて法人税等で計上します
    ②法人税の申告書を作成し、別表5(2)には予定納付はすべて損金経理の欄に記入します。
    ③この段階で還付税額と所得額が確定しますので、メモ等で保管してください。
    ④試算表上で還付税額の全額を、未収法人税等などの未収入金に振り替えます。また、振替後の金額に「別表4の当期利益・欠損金の額①」を変更します。
    ⑤法人税、都道府県民税、市町村税について、別表5(2)上で
      ・予定納付額の行 損金経理額の損金経理欄を年税額にします。
      ・予定納付額の未納付額と、下の確定税額の未納付額がプラスマイナス  で一致します。
    ⑥事業税も同様に別表5(2)で
      ・予定納付の行の損金経理額を年税額とし、還付となる分は仮払経理の欄に記載します。
      ・予定納付の行の未納付税額は0円となります。
    ⑦こちらで全体の計算処理を行い、所得額が③と変わらないことを確認してください。
    ⑧翌期の法人税申告書で、⑥で仮払経理を行った金額を加算処理してください。

    やや複雑な処理となりますが、よろしくお願いします。

    • 回答日:2025/09/12
    • この回答が役にたった:1
    • ありがとうございます。
      やってみます!

      投稿日:2025/09/12

    • ありがとうございます。
      やってみます!

      投稿日:2025/09/12

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