(不動産管理法人)新設合同会社の資本金と役員借入金
よろしくお願い申し上げます。
新規不動産管理法人を設立し、9800万円の新築木造APを購入しますが、
法人への資金移動は、資本金が良いのか役員借入金が良いのか迷っています。
諸費用などで500万円ほど必要で、自己資金を法人に移して支払う予定ですが、
(フルローンで物件費用の負担はありません)
A「資本金100万円+役員借入金500万円 としてここから500万円支払い」
B「資本金600万円 としてここから500万円支払い」
ではどちらがその後の決算や銀行への見え方が良いでしょうか。
Aだと銀行借入と役員借入で1億を超える借入となり、
Bだと銀行借入だけで1億を切るので、
何か違いがあるのではないかと考えました。
初めての法人設立でして、
アドバイスなど頂ければ大変助かります。
よろしくお願い申し上げます。
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- 認定アドバイザー
- 東京都
税理士(登録番号: 67029), 公認会計士(登録番号: 4694), その他
不動産保有のための合同会社であれば、どちらでも大きな差はありません。
役員借入金のため、役員への貸付金とは異なり、利息がゼロでも税務上、問題となります。
資本金が1,000万円を超える場合には、消費税の免税業者とはならないなど、資本金を大きくすることにより、税務上のデメリットが発生することがあります。
ただし、今後、資産管理会社で、事業を行う場合には、資本金を含む自己資本を厚くしておくことは、対外信用力が高まることにはつながります。
- 回答日:2024/10/01
- この回答が役にたった:1
ありがとうございます。
利息ゼロは税務上問題がある旨、理解しました。
また税務上のデメリットもあること承知致しました。プロのアドバイスに感謝申し上げます。
投稿日:2024/10/02
- この回答が役にたった
>どちらがその後の決算や銀行への見え方が良いでしょうか。
⇓
それでしたら負債が多いより資本が多い方が良いため『B「資本金600万円 としてここから500万円支払い」』が良いと考えます。
ご参考になれば。
- 回答日:2024/10/01
- この回答が役にたった:1
お忙しい中、ありがとうございました。資本が多い方が良いとのアドバイス、大変参考になりました。ありがとうございました。
投稿日:2024/10/01
- この回答が役にたった
Bの方がいいです。
まず、資本金が多い方がお金がある会社ということで、銀行からの信用度があがります。
そして、法人と個人は財布が別なので、役員借入と役員貸付の発生はなるべく避けた方がよいです。多いと経理回りや資金繰りがルーズだと思われます。特に役員貸付は銀行が嫌います。
- 回答日:2024/10/01
- この回答が役にたった:1
お忙しい中、ご回答ありがとうございました。信用度が上がること、役員借入、貸付は避けた方が良いこと大変参考になりました。ありがとうございました。
投稿日:2024/10/01
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分かりにくく、失礼しました。
役員から借り入れる場合には、利息は支払わなくても税務上は問題とならないことが多いです。
一方で、役員へ貸し付ける場合には、利息を支払わない場合などには、認定利息として、税務上問題となります。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2606.htm
- 回答日:2024/10/03
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