【専業プロップトレーダー】自宅兼仕事場の建て替え費用を経費に入れる場合、個人事業主になるべきか否か
専業のプロップトレーダー(自分の資金でなく会社から資金提供を受けて利益を出すトレーダー)として働いています。(※契約を交わしているだけで社員として働いているわけではないです)
今年の分は個人として確定申告するつもりですが、来年に個人事業主として開業届を出すかを迷っています。おそらく収入は8000万円-5億円程度が見込まれると思います。
個人で確定申告しても個人事業主で確定申告しても通常は経費額は大して変わらないと思っていますが、来年か再来年あたりに自宅兼仕事場の建てかえを考えており、その場合個人でなく個人事業主のほうが家の建て替え分の費用を経費として申告しやすいかな、と考えています。
(※法人化はいろいろ面倒そうなのであまり考えていません。)
上記のような場合、やはり個人事業主届を出したほうがいいでしょうか?
また、その場合顧問税理士と契約を交わしたほうがいいでしょうか?(収入・経費を計上するのはとてもシンプルなので自分でも今年分はできますが、来年か再来年に家(仕事場)を建て替える際に経費に入れられる場合、個人でできるか不安があります)
★過去の判例で「個人のFX取引」は個人事業主(事業所得:対価を得て継続的に行う事業)として認められていないのは存じています(正確に言うと所得税法施行令第63条第12号の「対価を得て継続的に行う事業」に該当しないとされている。)
ただし、その認められていない理由は、①そもそも専業でない(ほかで生活を営むための収入を得ている)②FX資金は自己資金である③資金を減らす可能性があり安定した収入が得られる可能性が乏しい、となっています。
上記に対して私が行っている事業(プロップトレーダー)は下記のとおりであるため、個人事業主にはなれるものと認識しています。
①専業でありほかでは収入を得ていない
②自己資金でのトレードでない(実際の資金を用いたトレードは企業が行っている)
③上記で挙げたようにトレードは自己資金で行っていないため、自分の資産を減らすことはない