消費税記載のない請求書
質問お願いいたします。
個人事業主の方に業務委託を依頼し、請求書を受け取りましたが、消費税が0円となっており、「当事業者は免税事業者のため、消費税の請求は行っておりません。」と書いてあります。消費税を取る取らないは自由かと思いますが、場合によってはこのように、消費税が請求できない理由が他にありますか?よろしくお願いいたします。
消費税が請求できない(してはいけない)代表的な理由は
1. 免税事業者である場合
• 前々年の課税売上高が1,000万円以下などの要件を満たしていると「免税事業者」となり、消費税を納める義務がありません。
• この場合、消費税を請求してはいけません。今回のケースがこれです。
2. 課税対象外の取引の場合
• そもそも消費税法の課税取引に当たらないケースでは、消費税を請求できません。
例)給与・賃金、寄附金、祝金、海外取引の一部(国外取引)など。
3. 非課税取引の場合
• 法律で「非課税」とされている取引。
例)土地の譲渡・貸付、住宅の家賃、預貯金利息、保険料、医療費など。
一方で「請求は可能だがしない」ケースは
• 課税事業者であっても「税込価格で請求(内税処理)」として、請求書に消費税を明示しないケースもあります。この場合でも内部的には消費税を計算して納税しています。
- 回答日:2025/09/05
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