過去3年分の修正申告をしたい
過去3〜4年程度、税金の仕分け方を間違っていたようで、所得税や住民税の支払いを租税公課として仕分けして確定申告、納税していたことがわかりました。
今までfreeeでしか確定申告をしたことがなく、修正申告、修正分の納税について手順を詳しく知りたいです
過去3〜4年分、所得税や住民税を「租税公課」として経費計上していた場合の修正申告・納税の流れは以下のとおりとなります。
1. 誤りの内容
・所得税、住民税は必要経費にならない
・租税公課で処理した結果、課税所得を少なく申告してしまった状態
2. 修正できる期間
・原則5年以内の申告分が修正可能
・3〜4年前なら修正対象にできる
3. freeeでの修正方法
・対象年度を開く
・「租税公課/普通預金」で処理した仕訳を「事業主貸/普通預金」に直す
・修正後、もう一度確定申告書を作成
4. 修正申告書の作成
・freeeで出力した申告書を「修正申告」として提出
・または国税庁の「確定申告書作成コーナー」で修正申告用を作成
・e-Taxで送信、または印刷して税務署へ提出
5. 追納の方法
・修正申告書に基づき、追加で納める税額を計算
・差額を金融機関やe-Taxで納付
・過去分のため延滞税がかかる
6. 住民税について
・所得税を修正すると、その情報が市区町村に送られる
・後日、修正後の住民税額の通知が届く
・通知に従って追加納付する
7. 注意点
・自主的に修正申告をすれば過少申告加算税は免除になる可能性あり
・ただし延滞税は必ず発生する
- 回答日:2025/09/02
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