会計年度内に非業務用として分割購入したiPhoneを業務用に転用する場合について
会計ソフトはfreee会計を利用しています。
2024年2月12日に174,800円でiPhoneを手数料無料の36回払いで購入して、同年11月1日より業務用として転用する場合、開始残高、固定資産台帳等への登録の方法がいまいち分かりません。
法定耐用年数は4年で、すでに8カ月支払いをしており、未払い残額は135,960円です。
174800x0.9x0.167x1=26,273(累計減価償却額)
174800-26273=148,527(未償却残高)
:具体的に困っている点
①固定資産台帳で上記算出した未償却残高を開業時点の期首日の金額として記入できませんが、これで正しく登録できているのか分かりません。
②開始残高の借方に工具器具備品として未償却残高を入力して、貸方に未払金として実際の未払い残額の登録をしたら、他に登録をする必要はないでしょうか?
拙い文章ですがご教示頂けましたら幸いです。
開業日を9月3日とされているのであれば、振替伝票で登録した方がよいかと思います。
ご確認のほどよろしくお願いいたします。
- 回答日:2024/10/29
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貴重なお時間を割いて丁寧にご回答いただき本当にありがとうございました!
投稿日:2024/10/29
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ご確認いただきありがとうございます。
今回の業務用への転用につきまして登録が必要なのは、
①開始残高の設定
②振替伝票で仕訳を作成
のどちらかとなります。①と②を重複して登録はしませんので、ご留意いただけますようお願い申し上げます。
11月1日から個人事業を新規開業であれば①を
10月31日以前から個人事業を開始しているのであれば②を登録してください。
①の場合には以下のリンクをご参照ください。
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202848410--%E5%80%8B%E4%BA%BA-%E9%96%8B%E5%A7%8B%E6%AE%8B%E9%AB%98%E3%82%92%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%81%99%E3%82%8B
度々で恐縮ですが、ご参考になりましたら幸いです。
- 回答日:2024/10/29
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実際に稼働を始めるのは11月1日からなのですが、開業届には開業の準備を始めた9月3日を開業日として提出しています。
この場合は開始残高ではなく振替伝票で登録した方が適切でしょうか?
度々の質問、申し訳ありません。投稿日:2024/10/29
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いつもお世話になっております。
説明不足で申し訳ありません。
1、固定資産台帳への登録について
購入金額には、取得価額(今回の場合、業務用に転用する時点での未償却残高)148,685円をご入力ください。
また、業務共用開始日には、非業務用から業務用に転用した日ではなく、実際に業務使用を開始した日を入力してください。今回は業務用への転用と同日の11月で問題ないかと思われます。
2、会計での登録
業務用への転用に際して、振替伝票で以下の仕訳を作成していただければと思います。
(借方) 器具備品 148,685円 / (貸方) 未払金 135,960円
/ (貸方) 事業主貸 12,725円
詳しくは、以下のリンクをご参照ください。
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202848040-%E6%8C%AF%E6%9B%BF%E4%BC%9D%E7%A5%A8%E3%82%92%E4%BD%9C%E6%88%90%E3%81%99%E3%82%8B-%E4%BB%95%E8%A8%B3%E5%BD%A2%E5%BC%8F%E3%81%A7%E8%A8%98%E5%B8%B3%E3%81%99%E3%82%8B
以上、ご参考になれば幸いです。
- 回答日:2024/10/29
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早速のご回答ありがとうございます。
どこにもこのパターンでの情報がなく困っていましたが、的確なご回答を頂きとても助かりました。
このパターンでは未償却残高を取得価額に設定して固定資産台帳に登録して、開始残高とは別に振替伝票でも会計処理をするという事が分かりました。
貴重なお時間を割いて頂き感謝致します。
ありがとうございました。投稿日:2024/10/29
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いつもお世話になっております。
1、業務用転用時の未償却残額について
iPhoneの法定耐用年数については、「10年」または「4年」が考えられますが、今回はご相談いただいた「4年」で計算します。
また、非業務用期間の償却額計算にあたっては、旧定額法の償却率0.166を使用いたします。
①非業務用期間の償却額
(174,800円-(174,800円×10%)×0.166×1年(6月以上切上)=26,115円
※端数は切り捨てた方がよいかと思います。
②業務用転用時の未償却残額
174,800円-26,115円=148,685円
2、固定資産台帳への登録について
固定資産台帳への登録方法については、以下のリンクをご参照ください。
https://support.freee.co.jp/hc/ja/articles/202847080--%E5%80%8B%E4%BA%BA-%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E8%B3%87%E7%94%A3%E3%82%92%E7%99%BB%E9%8C%B2%E3%81%99%E3%82%8B-%E5%9B%BA%E5%AE%9A%E8%B3%87%E7%94%A3%E5%8F%B0%E5%B8%B3
3、開始残高について
開始残高の登録については、以下をご参考いただければと思います。
(借方) 器具備品 148,685円 / (貸方) 未払金 135,960円
/ (貸方) 元入金 12,725円
以上、ご参考になりましたら幸いです。
- 回答日:2024/10/28
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おそらくfreee会計の仕様によるものと思いますが、決算を跨いで減価償却されていない同会計年度に新たに購入した資産については期首残高を変更できないため、購入価額として入力した金額から減価償却が始まります。
11月から事業共用開始に設定すると今年度は購入価額に基づいて2ヶ月分の減価償却となります。2022年に購入した非業務用から業務用に転用する別の固定資産については期首残高を任意で変更できる為、購入価額とは別に旧定額法で算出した未償却残高を設定しています。
固定資産台帳には購入価額である174,800円で登録すると今期は購入価額に基づいて11月と12月の2ヶ月分の減価償却が行われますがこれでは問題があるでしょうか?
そして、開始残高の借方に工具器具備品135,960円、貸方に未払金135,960円で設定して消し込みを行う方法で会計上問題はあるでしょうか?
よろしくお願いいたします。
投稿日:2024/10/29
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