現金・銀行口座のズレについて
過去数年に渡って口座振替の方法を誤っており、現金が極端なプラス・銀行口座が極端なマイナスとなってしまっていました。
正(あるべき登録):
取引先からの入金先→銀行口座
カード会社への支払い元→銀行口座
誤(今までの登録):
取引先からの入金先→現金
カード会社への支払い元→銀行口座
これらを当年で解消するために各口座に対して事業主借・事業主貸の仕訳を切ろうと考えたのですが、金額が数百万単位となるため税務署に対する見た目が気になってしまいました。
質問①:上記差分の解消法として事業主借・事業主貸の仕訳で問題ないでしょうか。
質問②:調整用とはいえ数百万単位(年間収入の半分弱)の金額の仕訳を切ることで税務調査などへの悪影響はありますでしょうか。
質問①:現金・銀行口座のズレを帳簿上で解消する方法として、事業主借・事業主貸での仕訳は理論上可能ですが、本来の原因は記帳誤りですので、原則としては過年度分を遡って修正仕訳を行うのが望ましい対応です。当年にまとめて処理する場合でも、調整の理由を明確に記録し、税務署に説明できるようにしておく必要があります。
質問②:数百万円規模の事業主借・貸を突然計上すると、税務調査で不自然と判断される可能性はあります。特に、現金残高が実態と乖離していた場合、「仮装・隠蔽」と見なされるリスクも否定できません。
- 回答日:2025/07/16
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