第三者割当増資の仕分け
第三者割当増資の仕分けについてご質問させてください。
freeeの銀行口座連携機能により、第三者割当増資による1,000万円の入金について会計処理を求められています。
勘定科目をどのように設定して進めればよろしいでしょうか。
なお、登記上、入金額は資本金と資本準備金に半額ずつ振り分けています。
また、増資の一環で発生しました費用(登録免許税の印紙代等)の勘定科目はまた別になりますでしょうか。
お手数ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
1. 資本金と資本準備金の振り分け
増資による1,000万円の入金を銀行口座で受け取った際、登記上、資本金と資本準備金に半額ずつ振り分けている場合、次のように仕訳をします。
入金時の仕訳
借方:「普通預金」 10,000,000円(増資による入金)
貸方:
「資本金」 5,000,000円(資本金部分)
「資本準備金」 5,000,000円(資本準備金部分)
この仕訳により、資本金と資本準備金が適切に振り分けられます。
2. 増資に伴う費用(登録免許税、印紙代等)の処理
増資に伴う費用(例:登録免許税や印紙代など)は、資本金や資本準備金の一部として扱わず、別途経費として計上します。これらの費用は「支払手数料」や「登録免許税」などの勘定科目を使用して処理します。
費用発生時の仕訳例
借方:「支払手数料」または「登録免許税」などの適切な勘定科目 〇〇円
貸方:「普通預金」または「未払金」 〇〇円
- 回答日:2025/07/18
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