過去の年度の修正について
昨年度末の決算整理仕訳に誤りがありました。具体的には昨年度末の法人税等の仕訳に貸方「未払法人税等」を計上もれしているようです。その結果昨年度のfreee会計の決算書(貸借対照表)では繰越利益剰余金と同年度のfreee申告の別表五(一)の金額に齟齬が生じているようです。この齟齬が今年度に引き継がれて今年度の確定申告で修正できずに困っています。過去の年度の修正方法や、それに伴う当期の申告書への影響、そして今回のチェックポイントの解消方法を具体的に教えてください。
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1. 過去の年度の修正方法
* 会計帳簿の修正仕訳: 昨年度の帳簿に次の仕訳を計上します。
* 借方:法人税等 / 貸方:未払法人税等
* 財務諸表の修正: freee会計で、修正仕訳を反映した昨年度の貸借対照表、損益計算書などを再作成します。これにより、繰越利益剰余金が減額されます。
* 法人税の修正申告: 昨年度の法人税修正申告書を作成し、税務署に提出します。追加納税があれば、延滞税と合わせて納めます。
2. 当期申告書への影響とfreeeでの解消
* 当期への影響: 昨年度の修正により、当期の期首繰越利益剰余金が正しい金額に変わります。
* freee申告との齟齬解消:
* freee会計で昨年度の修正を完了させます。
* freee申告の別表五(一)の期首残高を、修正後のfreee会計の繰越利益剰余金に合わせます。
* freee会計とfreee申告を連携し直すと、情報が反映されます。
- 回答日:2025/05/27
- この回答が役にたった:2
有難うございました。大変助かりました。
実は、消費税についても同様に以下のような仕訳をしていました。
「借方:法人税・住民税及び事業税78,000/貸方:消費税78,000」
こちらも同じく
「 借方:消費税 78,000/ 貸方:未払消費税78,000」の仕訳を振替伝票で行えばよいのですか?
(弊社の会計年度は4/1~翌3/31です)投稿日:2025/05/28
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消費税の修正仕訳
はい、ご認識の通り、**「借方:消費税 78,000 / 貸方:未払消費税 78,000」**の仕訳を昨年度の振替伝票で計上してください。
理由
* 未払消費税:決算時に計上すべき消費税の未払い分が漏れていたため、負債として計上します。
* 消費税:対応する費用(または損益への調整)として借方に計上します。
対応
この修正により、昨年度の貸借対照表上の「未払消費税」が正しくなり、繰越利益剰余金も適正な金額に修正されます。法人税等の修正申告と同様に、消費税についても修正申告書を提出する必要があります。
- 回答日:2025/05/29
- この回答が役にたった:1