12月分の通信費、光熱費がクレジット払いに係る仕訳について
個人事業主(青色申告第1期目)です。貸方の勘定科目を事業主仮勘定か未払費用のどちらが適当なのか教えて下さい。12月分の通信費、光熱費がクレジット払い(事業主の口座ではなく、プライベイトの個人口座からの引き落とし)のため未払い(1月払い)となっている場合、仕訳としては、
➀借方:通信費 貸方:事業主仮
②借方:通信費 貸方:未払費用
のどちらの方が適当でしょうか?
通信費・光熱費の支払が「プライベートのクレジットカードを使用し、翌月に引き落とされる」という内容から、貸方は「事業主借(仮勘定)」が適当です。
これは、個人事業主の立場では「プライベート資金を使って事業支出を立て替えた」とみなすためです。したがって、以下の仕訳が適切です:
➀ 借方:通信費/貸方:事業主借
一方、「未払費用」は、事業用の債務として将来の支払いが予定されている場合に使用します。たとえば、事業用クレジットカードを使った場合や、事業契約に基づく請求書が届いていて支払いが未了の場合などです。今回はあくまで個人のカードでの立替え支出であるため、未払費用は不適切となります。
まとめると、今回の仕訳は➀が正解です。引き落とし時には「事業主借」の処理は不要です。
- 回答日:2025/07/28
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