在庫管理について
在庫管理についてです。
小さな雑貨屋で自営業している場合、雑貨が売れた時バーコードを使用しないため手書きで売れたものの値段のみをノートに記入しています。
その際、値段だけの管理で大丈夫でしょうか?
値段だけ管理して、あとは棚卸しで確認するのみでしょうか?
どの商品が売れたかどうか商品名も
把握しなくてはいけないのでしょうか?
必須なのか知りたいです。
ちなみに棚卸しも合計の金額だけわかれば、何が何個売れたかは細かく気にしないで大丈夫でしょうか?
結論から申し上げますと、税法上、商品ごとの売上高管理は必須ではございません。
また、棚卸につきましても、期末時点で「どの商品が、何個残っているか」を数え、その数量に「期末に最も近い時期の仕入単価」を掛けることで在庫の合計金額を計算できます。
そのため、期中の在庫の出入りを完全に把握していなくても計算は可能です。
しかしならが、税法のルール上、この在庫の合計額がどのように計算されたのか、その根拠を明らかにするために、「どの商品が、何個、いくらで残っているか」という内訳を記載した『棚卸表』を作成し、保存しておくことが求められており、合計額だけですと、その金額が本当に正しく計算されたものなのかを客観的に証明することが難しくなってしまいます。
万が一の税務調査の際などに、きちんと計算したことを示すための大切な資料となりますので、商品ごとの明細を作成していただく方が安全であるかと存じます。
少しお手間はかかりますが、上記のような税法上の要請と、経営管理上のメリットの両面から、売上と在庫を商品ごとに管理することは、適正な申告と今後の事業の発展の基礎となりますので、ぜひご検討ください。
- 回答日:2025/07/30
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回答した税理士
【初回面談無料~お気軽にお問い合わせください~】税理士法人・社会保険労務士法人・司法書士法人・行政書士法人TOTAL 横浜事務所
- 認定アドバイザー
- 神奈川県
税理士(登録番号: 1470), 公認会計士(登録番号: 3018428), 行政書士(登録番号: 1703203)
回答者についてくわしく知る確かに在庫評価等で、売価還元法などを用いる場合には、価格のみでもいいとも言えます。
ただし、売上高の妥当性を示すためには、
おおよその利益率を証明できるように、仕入単価と販売価格の設定の整合性を図っていただければと考えます。
- 回答日:2025/07/28
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回答した税理士
🌟Empower Your Dreams🌟【起業から上場まで変えられる未来に伴走します】公認会計士長南会計事務所
- 認定アドバイザー
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税理士(登録番号: 67029), 公認会計士(登録番号: 4694), その他
回答者についてくわしく知る税務上は「金額ベースの棚卸し」でOKです(商品名・個数は義務ではない)
ただし、商品名・個数も記録しておくと、万一の調査時や経営判断で有利です
将来的に在庫が多くなったら、Excelや在庫管理アプリの導入も検討しておくと良いでしょう
- 回答日:2025/07/27
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在庫管理において、値段だけの記録や棚卸しで合計金額のみを把握する方法は、最低限の管理としては可能ですが、推奨される方法ではありません。税務上、期首・期末在庫を把握することが求められるため、棚卸しは必要です。ただし、どの商品が何個売れたかという情報(品名・数量)は必須ではないものの、実務上は非常に重要です。商品ごとの売れ行きを把握できれば、仕入や販売戦略、在庫過多・欠品の防止に役立ちます。また、商品別の原価や利益率も分析しやすくなります。手書きで管理する場合でも、簡単な「商品名・数量・単価」の記録に切り替えることをおすすめします。後々、確定申告や経営判断の際に役立ちます。したがって、法的には合計金額の棚卸しだけでも通用しますが、実務上は商品ごとの管理が望ましいです。
- 回答日:2025/07/25
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ご返信ありがとうございます。情報(品名・数量)は必須ではないのですね。
逆にもしこれを、毎日何の商品が売れたかと金額両方を管理する場合手書きだと難しいですよね。。。何回も同じ商品を仕入れする場合もありますし。その場合は何かこうゆうソフトや方法を使った方がいいとかはありますでしょうか?それか、簡単に手書きで毎月把握していくだけでも大丈夫ですか?
また小さな雑貨屋なので、在庫管理が目に見えてわかる場合はそこまで情報(品名・数量)とか管理はせず、必要最低限の値段のみで大丈夫でしょうか。
投稿日:2025/07/26