商品券を発行した場合の会計処理
飲食店を経営している個人事業主です。
この度、商品券を発行しました。
具体的には、1000円分の金券として使用できる商品券で、販売価格は980円(税込)になります。
レジ前に掲示しており、会計時に追加でお会計と合算してその場で購入するお客様も多いです。
こちらのオペレーションでは、レジにて食事代と商品券代金を合算して精算します。
レジアプリと会計ソフトを連携しているため、システム上、レジ閉め後、自動で売上として会計ソフトのFreeeに計上されます。
調べると、
「自社で商品券を発行した場合は、「商品券」として負債計上します。商品券で支払いを受けた際には借方を「商品券」で処理し、負債を消し込みます。」
とあるので、何らかの修正処理をしなければならないと思うのですが、具体的にどのように修正処理をしたらよいのでしょうか?
お客様が後日、商品券を使用した場合の処理も併せてお願いできますと幸いです。
経理の知識に乏しく、Freeeのソフトお任せで青色確定申告等やってきたので、ご教授いただけますと幸いです。
商品券販売時
借方 現金及び預金 980 / 貸方 商品券 980
商品券を利用した販売時
借方 商品券 980 / 貸方 売上高 1,000
販売促進費や支払手数料など 20
でよろしいかと考えます。
- 回答日:2025/08/18
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回答した税理士
🌟Empower Your Dreams🌟【起業から上場まで変えられる未来に伴走します】公認会計士長南会計事務所
- 認定アドバイザー
- 東京都
税理士(登録番号: 67029), 公認会計士(登録番号: 4694), その他
回答者についてくわしく知る自社発行の商品券は「販売時点ではまだ商品やサービスを提供していない前受金」にあたるため、売上ではなく「商品券」等の負債勘定で処理します。今回のようにレジから自動で売上計上されてしまう場合は、後から仕訳修正が必要です。具体的には、商品券販売時は【借方:売上 980/貸方:商品券 980】の修正仕訳を入れ、売上計上を負債へ振り替えます。その後、お客様が商品券を使用した際には【借方:商品券 1,000/貸方:売上 1,000】と処理し、負債を消し込みます。差額の20円(販売値引き分)は商品券販売時に【借方:販売促進費 20/貸方:商品券 20】等で計上します。Freee上では、自動登録された売上を確認し、商品券分を手動で仕訳修正する運用が現実的です。
- 回答日:2025/08/16
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