販売代行した場合の勘定科目が知りたい
イベントで書籍の販売代行をし、売り上げを先方に振り込みました。この場合の勘定科目を教えてください。
イベントで書籍を「販売代行」した場合、売上の主体は依頼者であり、自社はあくまで「代理」で受領・送金する立場です。そのため、会計上は自社の収益にはなりません。通常は「預り金」や「未払金」などの負債科目で処理します。具体的には、販売時に受け取った代金は「(借方)現金/(貸方)預り金」と仕訳し、後日先方へ振り込む際に「(借方)預り金/(貸方)普通預金」と処理します。もし販売代行手数料を受け取る契約であれば、その分のみを「販売手数料収入」等の収益科目で計上し、残額を「預り金」として処理します。誤って全額を売上計上すると、実際の所得を過大に示し税務上も不適切となります。したがって、他人の売上を自社の収益と混同せず、代理取引部分は「預り金」で処理するのが正しい方法です。
- 回答日:2025/08/17
- この回答が役にたった:1
教えていただきありがとうございます。会計ソフトには、販売代行手数料のみを記載して、通帳から送金した売り上げについては会計ソフトに入力しなくてもいいでしょうか?
投稿日:2025/08/17
販売時
借方 現金及び預金 貸方 預り金
支払時
借方 預り金 貸方 現金及び預金
販売手数料を受け取る場合
借方 現金及び預金 貸方 販売手数料収入
でよろしいかと考えます。
- 回答日:2025/08/18
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回答した税理士
🌟Empower Your Dreams🌟【起業から上場まで変えられる未来に伴走します】公認会計士長南会計事務所
- 認定アドバイザー
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税理士(登録番号: 67029), 公認会計士(登録番号: 4694), その他
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