銀行預金の、受取利息の仕訳方法
筑波銀行から、普通預金の法人口座に受取利息の入金7,851円がありました。
仕訳方法を教えてください。
預金利息は、入金された際にすでに税金(源泉所得税15.315%)が差し引かれています。
そのため、帳簿には「実際に入金された金額」と「差し引かれた税金の額」、そして「税金が引かれる前の利息の総額」を記録する必要があります。
利息の総額、源泉税額は下記の手順で算出します。
①「税引後利息」÷(1−税率)=「税引前利息」
7,851円÷(1−0.15315)=9,270円
②税引前利息−税引後利息=「源泉徴収税額」
9,270円−7,851円=1,419円
【仕訳】
(借)普通預金 7,851円 / (貸)受取利息 9,270円
(借)法人税等 1,419円
- 回答日:2025/08/19
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回答した税理士
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回答者についてくわしく知る補足です。
①源泉税率: 法人に支払われる預金利息には、15.315%の源泉税が徴収
されます。この内訳は、所得税15%と復興特別所得税0.315%です。
②計算方法: 振り込まれた利息から源泉税を差し引いた金額を求めるには、
受取利息を0.84685で割り戻します。税引き後の受取利息が7,851円の場
合、税引き前の受取利息総額は9,270円になります。源泉税は1,419円
③銀行から送られてくる預金利息の明細書に、差引かれた源泉所税額が記載
されている事がありますので、確認頂くことも一考です。
④想定仕訳
【借方】普通預金 7,851円 / 【貸方】受取利息 9,270円
【借方】法人税等 1,419円
- 回答日:2025/08/19
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回答した税理士
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回答者についてくわしく知る預金口座に預金利息が入金された場合は、基本的に営業利益の項目にあります「受取利息」勘定科目を使用します。
利息は、源泉税が差し引かれて入金されますので、銀行より通知が届いておりましたら、そちらをご参考に入力してください。
【借方】銀行 7,851円 / 【貸方】受取利息(入金額7,851円+源泉税)
【借方】法人税等(源泉税) /
- 回答日:2025/08/19
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回答者についてくわしく知る銀行普通預金口座に受取利息が入金された場合、その利息は「受取利息」または「雑収入」として収益計上します。通常、法人の普通預金利息は源泉税(所得税・復興特別所得税)が差し引かれて入金されます。例えば、利息7,851円の入金であれば、実際の利息額は税引前10,000円、源泉税額2,149円が控除されているケースが想定されます。仕訳例は以下の通りです。
(借方)普通預金 7,851円
(借方)仮払法人税等 2,149円
(貸方)受取利息 10,000円
この場合、仮払法人税等は法人税の確定申告時に精算されます。もし銀行からの入金明細に「税引後利息」と記載され、源泉税の控除が確認できない場合には、単純に「普通預金/受取利息」として7,851円を計上すれば問題ありません。会計処理上は、税引前の利息収入を正しく把握することが望ましいため、通帳明細や銀行通知書で税引額を確認するようにしてください。
- 回答日:2025/08/18
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