材料や製品の廃棄について
在庫の廃棄に仕方について教えていただきたいです。
現在ハンドメイド作品を製作、販売しています。今後使わない材料や色あせなどで販売できないものを年末に見直して廃棄していました。("廃棄リスト"は作っておりましたが、証拠の写真などは撮っていません)。
最近、製品原価率というものがマイナスになっていたことに気付き、もしかして在庫の処理の仕方がまずかったのかなと不安になっています。"商品廃棄損"というものを使って処理する方法と、それを使うとちゃんとした原価率が出ない(期末在庫が減るのでその分税金が増える)という意見とさまざま見受けられ、どのようにしたらいいのか教えていただけますでしょうか?
在庫廃棄時の会計処理は「商品廃棄損」などの費用科目で処理するのが一般的です。未使用の材料や販売不能な製品を廃棄する場合、「廃棄リスト」とともに実際の廃棄記録(写真や日付、理由など)を残すことで、税務調査時の説明材料となります。ただし、廃棄処理を行うと期末在庫が減るため、売上原価が増加し、結果として利益が減り税負担が軽くなります。原価率がマイナスになるのは、売上に対して原価の計上が過少な場合や、売上より在庫評価が過剰な場合などが考えられます。原価率を適正に出すには、期末在庫の棚卸を正確に行い、廃棄分は「商品廃棄損」として処理しつつも証拠を整えることが重要です。廃棄処理を怠ると、帳簿上在庫が残り続け、正確な原価計算ができなくなります。
- 回答日:2025/08/04
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