サブスクでの利用月・請求月が異なる場合の計上について
経理初心者なのですが、下記の件でお伺いさせていただきます。
業務上であるサブスクを利用しており、毎月費用が発生します。支払いはクレジットカードです。
その際に、請求されるのが2ヶ月遅れでカード利用で発生するため、計上するのがカード利用時に計上しておりました。
例えば、実際のサブスクとしての利用は9月だとしても、先方から請求されカード利用として発生するのは11月となるサイクルです。
その時の計上月としては、実際利用している月になるのか・請求カード利用として発生した月になるのか。どちらで計上するのが正しいでしょうか?
またカード利用時でなく、支払い決定した後の明細書で確認していたため
決算処理に間に合わかった月があります。
その場合、決算修正を行うのでしょうか?今期の経費として処理することは可能でしょうか?
以上の点を教えて頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。
ご質問回答いたします。
原則、経費として計上するのは費用の発生日となります。今回の場合ですと、サブスクリプションの料金をカードで支払った日、つまりカード明細等に載ってくるような利用日となります。
したがってカードで支払った際に未払金等で経費計上し、カードのお支払い時に未払金の精算を行うといった仕訳になるかと思います。
また、決算処理に間に合わなかった経費についてですが、税務上は確定申告を行うまで対象年度の経費として計上することで損金として認められます。
しかし、対象年度の確定申告をおこなった後は、その経費は原則損金として認められません。
どうしても損金として計上したい場合は更正の請求を行うことで、税務署が検討を行い損金が認められれば、減額更生として税金の還付を受けることができる場合があります。
以上ご参考になれば幸いです。
- 回答日:2022/09/27
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ARDOR税理士事務所 / 株式会社ARDOR
ご回答申し上げます。
あるべき経理処理としましては、実際利用月に費用/未払金を計上したうえで、支払月に未払金を消込処理することになろうかと存じます。
ただし、ご質問者様のようにカード明細書を入手するまで利用料金が把握できない場合において、毎月の費用が概ね一定である場合は、利用料金が把握できる時点で費用を計上しているケースもございます。
- 回答日:2022/09/27
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