個人事業主の車両費の家事按分について
個人事業主が事業で私有車を使用している場合、事業とプライベートの比率の考え方はどのようにすれば良いのでしょうか?
また、仕訳の要領についても教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
個人事業主が私有車を事業に使用する場合、車両費は「家事按分」が必要です。按分比率は、年間の総走行距離に占める事業使用分の距離や、業務日数・使用時間などを基に合理的に算出します。たとえば、全走行距離のうち40%が仕事での移動なら、車両費の40%を経費計上可能です。仕訳の要領としては、車両にかかる費用(ガソリン代、車検、保険等)を一旦全額「車両費」などで計上し、期末に事業割合以外を「事業主貸」で按分します。例:ガソリン代1万円で事業使用が40%の場合、「車両費8,000/普通預金10,000」「事業主貸2,000/車両費2,000」のように処理します。根拠資料(走行記録や業務日誌)を保存しておくと税務調査対策にも有効です。
- 回答日:2025/07/02
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