クラウドファンディングで資金を集めた場合の会計処理について
飲食店個人事業主です。クラウドファンディングであるプロジェクトを達成し、支援金を集めることができました。支援提供をしてくれた相手先には、『リターンとして商品をもうらう』パターンと『リターンなしのただただ応援する』パターンを選んでもらいました。
例)100万円支援金集まる。
(内訳)10万円手数料
60万円リターンあり
30万円リターンなし
この場合の会計処理としては、10万円(支払い手数料)、60万円(売上)、30万円(贈与税)で正しいでしょうか?
分からない点は一つのクラウドファンディングにリターン有りとリターンなしの二つがあるということです。この場合分けて処理をしていいのか、購入型として処理をするべきなのか分からないでいます。
アドバイスいただけたら嬉しいです。お忙しところ恐れ入りますが、どうぞよろしくお願いいたいします。
クラウドファンディングでの支援金は、リターンの有無に応じて異なる会計処理を行う必要があります。
リターンあり(60万円)
支援者がリターンを受け取る場合は「売上」として処理します。商品やサービスを提供する対価として受け取るため、消費税の課税対象にもなります。
リターンなし(30万円)
支援者がリターンを受け取らない場合は「寄付金」として扱います。ただし、個人事業主としての寄付金収入は「雑収入」に分類され、課税所得に含まれます。贈与税ではなく、事業所得として申告します。
手数料(10万円)
クラウドファンディング事業者への手数料は「支払い手数料」として経費処理します。
リターンの有無で収益性が異なるため、適切に区分して記帳し、それぞれ事業所得としてまとめて確定申告に反映させます。
- 回答日:2024/12/20
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