減価償却費について
補助金や助成金が入金され、雑収入が以前と比べてだいぶ増えてしまいました。
今旦那の扶養に入っていて、補助金などがない場合、あまり収入は見込めないので
扶養から外れたくありません。
そのために経費を増やしたいのですが、減価償却費を増やすことはしていいのでしょうか?
また、それ以外にできることはありますか?
教えて下さい。よろしくお願い致します。
減価償却費は、取得した資産に応じて法定耐用年数に基づいて計算するため、任意に増やすことはできません。不当に多く計上すれば税務上の否認リスクがあります。ただし、少額減価償却資産(取得価額が10万円未満)の即時償却や、青色申告者であれば30万円未満の資産について年間300万円まで一括償却できる特例の活用は可能です。その他、経費として正当に認められる支出(業務に関連する通信費、水道光熱費、家事按分できる家賃や電気代など)を漏れなく計上することが有効です。扶養の判定では、所得が48万円以下である必要があるため、収入ではなく「所得」で判断される点に注意しましょう。扶養の範囲にとどめたい場合は、必要経費を正確に計上し、青色申告控除(最大65万円)の適用も検討しましょう。
- 回答日:2025/07/09
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