複数の所得がある場合の帳簿付けと決算書の作成、貸借対照表の作成について
農業所得と営業所得があります。これまでは10万円控除の青色申告で、決算書はそれぞれの所得で作成して提出してきました。今回の確定申告では、65万円控除の申告にしたいと思っていますが、帳簿付けから決算書作成、貸借対照表作成までそれぞれの所得に応じて作成した方がいいのか、決算書までは別々で貸借対照表は一本でやるべきなのか教えていただきたいです。freeeを使いのですが、農業所得と営業所得がある場合はソフトが対応していないと認識しています。手書きかエクセルで帳簿付けをすることになると思っています。
65万円控除を受けるには、複式簿記による帳簿付けと「青色申告決算書(貸借対照表付き)」の提出が必要です。農業所得と営業所得がある場合、それぞれで損益計算(決算書)を作成し、最終的には両者を合算して一つの貸借対照表にまとめるのが原則です。これは、あくまで「一人の事業者」としての財務状況を表すためです。freeeでは農業所得に対応していないため、農業分については手書きやExcel等で帳簿を作成し、営業所得とともに全体の貸借対照表を統合して作成する必要があります。集計の際は資産・負債・資本の各項目を二つの所得に応じて分類し、重複や漏れのないように注意してください。帳簿の保存義務もあるため、形式だけでなく内容の整合性が求められます。
- 回答日:2025/07/31
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