自分で仕事場を改装した際の費用の仕訳方
作家をしております。
自宅の一室を仕事(制作)をできるように、床の張替えや、壁を作るなどリフォームをしました。
その際にかかった材料や工具をどのように仕訳たら良いでしょうか?
細かくレシートがあり、内容も工具と材料が混ざっている状況です。
自宅の一室を事業用に改装した費用の処理は、内容ごとに分けて仕訳するのが原則です。まず、床や壁など建物自体に付随する工事費用や材料費は「資本的支出」とされ、減価償却資産(建物付属設備)として計上し、耐用年数に基づいて償却していきます。例えば「工具代」については、その後も使用できる備品に当たるものは「工具器具備品」として資産計上(10万円未満なら消耗品費処理可)、使い切りの消耗品やネジ・釘・ボンドなどの材料は「消耗品費」で経費計上します。レシートに混在している場合は、内容ごとに按分して振り分ける必要があります。例えば「借方:建物付属設備/貸方:現金」「借方:消耗品費/貸方:現金」といった仕訳になります。もし建物を自宅兼用で使う場合は、家事按分(仕事用面積割合)を適用することも忘れずに検討しましょう。
- 回答日:2025/08/20
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