消費税課税方式において「簡易課税」を選択すべきか否かのポイント(判断基準)について
今期3期目となる法人です。今期、初めて消費税の申告をすることになりました。freeeで「消費税額計算表」を開いたところ、「課税売上高が5億円以下かつ課税売上割合が95%以上のため、本則課税(全額控除)を選択しましょう」とのメッセージが表示されておりました。現在の事業はコンサルティング業で、仕入れなどはなく、経費において人件費(給与支払い)が90%以上を占めている状況です。また、売り上げは年1,000万円以上5,000万円以下です。今期はもう間に合いませんが、来期は恐らく簡易課税(第5種事業)を選択したほうがよいのではないかと考えておりますが、どこを見ればその判断ができるのかわからず、質問させていただきました。例えば、freeeの「消費税額計算表」のここを見て、こういう状態であれば「簡易課税(第5種事業)」を選択したほうがよい等、freee上で見れるデータで判断できるポイントがあれば、教えていただけますでしょうか?もし、簡易課税を選択する場合、届出を来期が始まる1日前までに提出しなければならないため、少々焦っています。よろしくお願いいたします。
簡易課税の選択判断は「本則課税での仕入税額控除が簡易課税の控除割合より有利か」がポイントです。freeeの「消費税額計算表」で、課税売上に対する納付税額(差引税額)が高ければ、簡易課税に切替えることで負担軽減が期待できます。第5種事業の控除割合は50%で、経費の大半が人件費など仕入税額控除の対象外の場合、本則課税では控除が少なく不利になりやすいです。freee上では「課税売上高」「仕入控除税額」「差引税額」を確認し、仮に仕入控除がほとんどない場合、簡易課税に切替える価値があります。選択届出書は事業年度開始の前日までの提出が必須なので、来期に備えて早めの検討をおすすめします。
- 回答日:2025/07/14
- この回答が役にたった:0
ご回答をいただきまして、ありがとうございます。ご教示いただいた項目を確認、参考の上、検討するようにいたします。助かります。
投稿日:2025/07/14