法人決算に関する質問｜質問No.3064

ご返信をありがとうございます。

決算申告において税務署等へ提出が必須な書類は以下の通りとなります。

・法人税申告書（税務署、都道府県、市区町村それぞれ　※東京23区は都税のみ）
・決算報告書（貸借対照表、損益計算書）
・勘定科目内訳明細書
・法人事業概況説明書
※消費税課税事業者の場合は消費税申告書も必要です。

いろんな観点がございますので断定的な回答は難しいところがございますが、あくまで対税務署という前提で、1人社長の会社かつ動きがほとんどないということであれば、お問い合わせの資料を作成しているお客様は少ない印象です。

以上、宜しくお願い致します。

• 回答日：2022/05/13
• この回答が役にたった：1

お問い合わせの件、事業報告書とは「法人事業概況説明書」のことでしょうか。その場合、結論から申し上げますと提出は必須になります。（税務申告では会社法で規定されている事業報告書の提出は必要なく、簡易な事業概況書を添付する必要があります。）

「法人税法施行規則 第35条」に確定申告書（法人のもの）の添付書類について記載されており、その中に「当該内国法人の事業等の概況に関する書類」と定められております。

一方で、罰則の規定もないことから未提出であってもペナルティが課されることは考えにくいですが、税務署から状況を確認する連絡や通知が来る可能性があります。

提出義務があることから今後の決算申告においては、記載内容が少なかったとしても法人事業概況説明書の提出はなされるべきと考えます。

以上、ご参考になりましたら幸いです。
宜しくお願い致します。

• 回答日：2022/05/13
• この回答が役にたった：0