海外から家族が経営するの非公開株式を取得する/譲渡を受ける場合
- 投稿日:2022/04/25
- 相続・事業承継・M&A
- 回答数:1件
海外で会社を経営している父が、経営から引退することとなりました。現地証券取引所には非上場の未公開株式です。その経営を引き継ぐかはまだ未決定ですが、まずは現地企業の株式を親族⇛私へ譲渡することとなり、そのスキームを、現在勘案しています。
前提として、質問者である私は、会社員兼個人事業主で、日本国籍です。
株式の譲渡を行う父は、その現地企業の株式を100%保有しており、海外国籍かつ日本滞在も殆どないので、非居住者扱いです。
国によって税制は異なると思いますが、まずは日本側の話に絞って一般論をご質問させてください。
(株取引関連の税金や申告周りについてはほとんど存じ上げないため、非常に基礎的な質問となります)
1通常、所得税を課されるケースは①株式を売却して利益を得た場合②配当金を受けた場合、の2つだと認識しておりますが、株式を取得した私側では何かしらの申告が必要となりますか?またどのような申告をいつ行うべきですか?
(評価額、取得額、取得株式数などを想像しています)
2今回は父から譲渡を受けるので、評価額と譲渡額に大きな乖離があると、仮に父が日本非居住者で海外国籍だとしても、私が日本国籍で日本居住者である以上は、贈与ないしはみなし贈与となり、贈与税が発生することになりますか?
(今回は、譲渡を受ける私側にある程度の資金余力があるので、適切な価格での取得を想定しておりますが、もちろん譲渡価格は相談の上決定されます)
3今回の譲渡が発生した場合、海外に住む父は日本へ譲渡益に即した所得税を申告・納付する必要がありますか?
4その他、上記以外で発生する申告義務等ありますか?
よろしくおねがいします。