株式譲渡（旧社員から現パート勤務の方へ簿価で譲渡）について
- 投稿日：2022/06/03
- 相続・事業承継・M&A
- 回答数：3件
旧社員の方が持つ非上場株式（全体に対する株の保有比率18％程）を、現パート勤務の（経営一族の親族ではない）方へ譲渡する場合、簿価などで譲渡しても特に問題ないでしょうか？配当還元方式が適用されるという認識で簿価で問題ないと感じましたが、注意点などあればお教えください。
うみもと会計事務所
回答させていただきます。
ご理解の通り、相続税法上の時価をもって、譲渡対価とした取引であれば課税問題も生じません。
ただし、純然たる第三者間で合意した取引が時価ですので、この場合、配当還元方式で算定した金額で取引しないといけないわけではございません。非支配株主両者が合意した金額であれば問題ございません。
よろしくお願いいたします。
- 回答日：2022/06/04
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下記もご参考になさっていただけましたら幸いです。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hyoka/4638.htm
- 回答日：2023/06/03
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御社の株主構成によって、税務上の時価が変わるので、上記の情報だけでは、なんとも言えない状況ですが、パート勤務の方が同族株主以外の場合は、配当還元価額での譲渡で問題ないと思います。
ただ、パートの方に自社株式を持たせることに違和感があります。
形式的にパートの方も名義株主とすることは租税回避と認定される可能性も
ございますのでご留意ください。
- 回答日：2023/06/02
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