土地建物の支払いについて
私名義実家の土地建物について、他県にいる兄が支払うことに関してどのような方法があるかご教示願います。
私は家族4人で官舎に住んでいる者です。数年前、借家となっていた実家の土地建物を私がいずれ住むことを前提に、私名義で銀行融資を受け、買い取りました。それからは私が仕事の関係で同所に住めなかったため、住んでいる両親が毎月の支払いを私に援助する形で振込み、滞りなく銀行に返済をしていました。その金額が一千万を切った頃、他県に住んでいる私の兄が返済を一括でできる財力ができたので、両親に援助したい(土地建物は私名義なので結果としては私が支払いを行うことになる)という意思を示しました。私としては兄が支払いをしてくれるのは大助かりであり、是非お願いしたいところではありますが、その際のメリットデメリットやアドバイス、おすすめする方法などを教えていただきたいと存じます。毎月の支払いは約80,000円で、5年から10年後には両親も仕事を引退し、払うことはできなることが予想されます。兄に名義を移したりするなど、いろいろなパターンがあるかと思いますが、どのようにしたらいいか分かりません。また、私自身も別のところに家を建てたい願望があり、別でローンが組めるかの問題もあります。実家のローンを返しながら、我が家のローンを二重で返すのはかなり厳しいので、実家の分だけでも早めに完済したいと思っているところです。
ご回答申し上げます。
方法としては、主に2パターンがあるかと思われます。
パターン①
お兄様が援助する金額相当の土地・建物をお兄様に売却し、ご質問者様は売却により得た金銭でローンの返済を行う方法です。当然、売却した土地・建物はお兄様の名義で当期する必要があります。また、売却すべき土地・建物の割合を算定するため、不動産鑑定士に土地・建物の評価額算定を依頼する必要があります。
パターン②
お兄様より援助可能な金銭をご質問者様に贈与する方法です。親族間でも資産の贈与には贈与税がかかりますのでご留意ください。年間110万円以下の贈与であれば、贈与税はかかりませんので、ローンの利息と贈与税を比較してご検討されてみてはいかがでしょうか。
以上、ご参考になりましたら幸いでございます。
- 回答日:2023/06/21
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