法人化した場合の給与について
個人事業主か、法人化かで迷っています。Freeの「法人化の税額診断」に、見込み収入2400万、経費1%と入力したところ、「社長の給料に係る社会保険は、1/2を会社が負担します。最低限、会社負担分の社会保険料は利益として残しましょう。その場合の社長の給与額は2,225万円が最大です。」と出てきました。
法人化した場合、
①社長の給与をできるだけ多く払って、法人としての儲けを少なくする方が、お得ということでしょうか?
②それとも、社長個人の所得税・住民税・社会保険料が最高料率になりそうなので、あえて安い給与にして、個人の税金や社会保険料を抑えた方がお得でしょうか?
③妻にも給与を支払うより、扶養家族に入れた方が税制的にお得でしょうか?
よろしくお願いします。
中谷会計事務所が回答致します。
①②いずれもメリット、デメリットがあり、一概にどちらがお得かを言及するのは難しいと思います。
①は所得税率の方が高い部分もありますので税負担が増す傾向にあります。
②の場合は仮に税額、保険料を抑えられたとしても個人収入が減ってしまいますので生活に支障が生じるなどのデメリットがあります。
③についても、ご主人の役員報酬により、配偶者控除を受けれないケースもありますので一概には言えません。
抽象的なお答えになり恐縮ですが、この手のご質問に関しましては、諸条件を微調整しながら緻密なシミュレーションが必要となります。
税理士さんに顧問契約又はコンサルティング契約を交わしたうえでシミュレーションを依頼していただく方が詳細な回答を得ることが可能ですので、ご検討ください。
以上お役に立てれば幸いです。
- 回答日:2021/11/30
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詳細なシミュレーションが必要とのこと、承知しました。ありがとうございました。
投稿日:2021/12/01
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社長のお悩み第1位「売上が上がらない」を「売上が上がる」に改善させる!クラウド会計専門三宅綜合会計事務所
- 認定アドバイザー
- 静岡県
税理士(登録番号: 120363), 公認会計士(登録番号: 16849)
①会社の法人税が30%程度、役員報酬の金額による所得税率でかんがえると、必ずしもお得といえない場合があります。
②法人税がその分発生しますので、必ずしもお得とは言えません。
③給与を支払って、扶養に入れることは可能です。
- 回答日:2021/11/30
- この回答が役にたった:0
わかりました、ありがとうございます。
投稿日:2021/12/01
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