住宅ローン控除は受けれますか
平成27年9月に2000万円を銀行から借入して、500万円で中古空家(昭和53年建築、購入前にインスペクションは受けています)を購入(同時に住民票はそこに異動)し、翌年に1500万円でリノベーションして平成28年10月から住み始めました。
毎年、銀行から「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」が送付されてきますが、住宅ローン控除は受けていません。築年数が古いため受けれないとの認識ですが、一部でも受けれないのでしょうか。
住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)は、一定の条件を満たせば中古住宅でも適用可能です。一般に、木造住宅は築20年以内が原則ですが、耐震基準を満たす場合は築年数に関係なく控除対象となります。ご質問の中古住宅は昭和53年築(築40年以上)ですが、購入時にインスペクション(建物状況調査)を実施されたとのことなので、当時の耐震基準適合証明書や既存住宅売買瑕疵保険の付保証明書等を取得していれば、控除が可能だった可能性があります。証明書がなければ対象外ですが、耐震改修後に適用要件を満たしていれば、改修工事後の翌年から適用できた可能性もあります。
- 回答日:2025/07/16
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