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サービス業のインボイス制度について

    節税のために課税事業者となった方が良いのか分からないので質問させてください。当方は
    ・売上1000万円以下の個人事業主
    ・サービス業(コンサルティング)
    ・顧客は一般の消費者や個人(対企業はありませんし、今後も予定はありません)
    ・仕入れ等はほぼ無し(あっても雑費や消耗品、時々資格取得のための費用)
    です。来年施行されるインボイス制度が不安で質問させていただいております。
    私のような個人事業主でも課税事業者となった方が良いのでしょうか?節税のために現状の免税事業者でも良いのでしょうか?
    教えていただけますと幸いです。

    現状のまま免税事業者でいる方が有利と考えられます。理由は以下のとおりです。インボイス制度は、仕入税額控除を適用したい課税事業者が相手先の場合に、免税事業者との取引で不利になる仕組みです。しかし、ご質問者様の顧客は一般消費者や個人であり、いずれも仕入税額控除を利用しないため、免税事業者との取引で不利益を感じることはありません。そのため、あえて課税事業者になって消費税を納付する義務を負う必要は乏しいといえます。また、仕入や経費もほとんどなく控除の恩恵が少ないため、課税事業者となることで節税効果はほぼ見込めません。むしろ消費税分を納める負担が増える可能性が高いです。以上より、節税目的なら現状の免税事業者を維持するのが合理的です。ただし将来、法人や事業者を顧客とする場合は、課税事業者になる必要性が出るため、その時点で再検討されると良いでしょう。

    • 回答日:2025/08/18
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    回答した税理士

    スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

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    • 認定アドバイザー評価ランク5
    • 東京都

    税理士(登録番号: 3600), 公認会計士(登録番号: 16735)

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