益金計算
20X1年4月1日に、請負金額75,000,000円にてA社とビルの建設工事に係る請負契約(工事代金に関する特約又は慣習などは存在しない)を締結し、翌日から工事に着手した。着工から完成・引渡しまでの各期の建設工事の進行状況は以下のとおりである。
・20✕1年度の発生工事原価:10,000,000円(20X1年度末における見積工事総原価37,500,000円)
・20✕2年度の発生工事原価:12,500,000円(20✕2年度末における見積工事総原価40,000,000円)
・20✕3年度の発生工事原価:15,000,000円(20✕3年度末における見積工事総原価45,000,000円)
・20✕4年4月30日 完成・引渡し
20X3年度の益金の額に算入される工事収益額について、原則的な収益計上基準によって計算すると
(1)円ですか?また特例的な収益計上基準によって計算すると
(2)円ですか?
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■20X3年度の工事収益額の計算について
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原則的な収益計上基準(工事進行基準)によると、収益は進捗度に応じて計上されます。
・20X3年度の進捗度は、20X3年度末までの累計工事原価(37,500,000円)を見積工事総原価(45,000,000円)で割ることで求められます。
✓計算すると、進捗度は83.33%です。
・それを基に、請負金額75,000,000円に進捗度を掛けて、累計工事収益額を求めます。
✓累計工事収益額は62,500,000円です。
・20X3年度の工事収益額は、累計工事収益額から、20X2年度末までの累計工事収益額(41,250,000円)を差し引いた額です。
✓20X3年度の工事収益額は21,250,000円です。
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特例的な収益計上基準(工事完成基準)によると、収益は完成時に一括して計上されます。
・この基準では、20X4年に完成した時点で全額を収益計上するため、20X3年度の工事収益額は0円です。
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以上が、20X3年度の工事収益額に関する回答です。
- 回答日:2025/02/25
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