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役員社宅の個人負担分家賃の処理方法について教えてください。

お世話になります。ひとり法人を経営しています。先日個人で契約していた賃貸マンションを法人契約に変更が完了し、計算式から個人の家賃負担金額も算出できました。
この家賃の処理方法について教えてください。
・個人→会社へ毎月振り込む
・会社→個人へ役員報酬を振り込むときに家賃分を相殺する
手数料がもったいないので、できれば後者で処理したいのですが、その場合、freeeへの登録方法を具体的に教えてください。

荒井会計事務所

荒井会計事務所

  • 認定アドバイザー評価ランク5
  • 群馬県

税理士(登録番号: 63578), 公認会計士(登録番号: 35025), 社労士(登録番号: 13120156), 行政書士(登録番号: 16140764), 中小企業診断士(登録番号: 421403)

はじめまして。
役員が法人所有のマンションに居住していて、役員が負担すべき賃借料相当額については既に計算が終わっている状態かとお見受けします。
二つの選択肢の内どちらをとっていただいても構いませんが、後者で取引登録する場合には役員報酬登録時の控除項目として会計登録を行う必要があります。
具体的には、以下のどちらかの方法になるかと思います。
<人事労務freeeを使用していない場合>
普段役員報酬を登録している取引について、取引登録画面で「控除・マイナス行」を追加していただき「雑収入」等の科目で役員が負担する家賃相当額を打ち込んでいただければ役員報酬からマイナスされる形で取引登録が入力されます。

<人事労務freeeを使用している場合>
人事労務freee上で役員の給与を登録する際、控除項目として「受取家賃」等の項目を作成していただき役員の負担する賃借料相当額が毎月の役員報酬からマイナスされるようにします。その後会計freeeに連携する際に賃借料相当額の勘定科目が「雑収入」等になるように会計freee上で給与連携の設定を変更していただければ人事労務freeeから連携した際に賃借料相当額が「雑収入」等の科目で計上されてくるかと思います。

  • 回答日:2021/09/02
  • この回答が役にたった:10
  • お世話になります。ご丁寧な回答本当にありがとうございます。私は人事労務freeeを使っておりませんので、どうしたものかと考えておりました。役員報酬支払いの時にマイナス行を入れて、雑収入にして入力しました。当たり前ですが金額もピタリと一致しました。ありがとうございました。

    また、家賃相当額の計算も役所に行って書類を取り寄せ、四苦八苦しながらですが算定しております。
    よく50%を家賃にするのが安全と聞きますが、ちゃんと計算した上で15%程度に落ち着きましたので、こちらでやってみようと思います。

    投稿日:2021/09/02

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所沢のCHO・本間税理士事務所

所沢のCHO・本間税理士事務所

  • 認定アドバイザー評価ランク5
  • 埼玉県

税理士(登録番号: 144671)

ご質問ありがとうございます。
後者で問題ないかと思います。
freee上の処理ですが、freee人事労務で控除項目に「社宅家賃」などといった項目を作成いただければと思います。

  • 回答日:2021/08/28
  • この回答が役にたった:5
  • 早速のご返信ありがとうございます。

    投稿日:2021/08/28

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法人が役員の社宅を借り上げ、役員の個人負担分の家賃を役員報酬と相殺する方法は可能です。この場合、役員報酬から個人負担分を控除する形で処理します。

具体的な処理方法:

役員報酬の支給時:

借方: 役員報酬(全額)
貸方: 現預金(支給額)
貸方: 雑収入(個人負担分)
例えば、役員報酬が30万円、個人負担分の家賃が5万円の場合:

借方: 役員報酬 300,000円
貸方: 現預金 250,000円
貸方: 雑収入 50,000円
家賃の支払い時:

借方: 地代家賃(全額)
貸方: 現預金(全額)
例えば、家賃が10万円の場合:

借方: 地代家賃 100,000円
貸方: 現預金 100,000円
freeeでの入力方法:

freee人事労務を利用していない場合、役員報酬の取引登録時に「控除・マイナス行」を追加し、個人負担分を「雑収入」などの科目で入力します。これにより、役員報酬から個人負担分が差し引かれた形で登録されます。

この方法により、個人から会社への振込を省略し、手数料を節約できます。ただし、税務処理や会計処理に関しては専門家に相談することをおすすめします。

  • 回答日:2025/02/04
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