合同会社の利益の配当
9月末に上期の利益から配当を実施いたしました。
源泉徴収税はこれから申告致します。
freee でこれら一連の処理を記帳するには、どうすればよいでしょうか?
freee会計での記帳方法について説明します。
配当金の記帳方法
1. 配当金の決定時
配当金が決定した時点で、以下の仕訳を行います。
借方:繰越利益剰余金
貸方:未払配当金
この仕訳により、配当金の支払い義務が発生したことを記録します。
2. 配当金の支払い時
実際に配当金を支払う際には、以下の仕訳を行います。
借方:未払配当金
貸方:現金または預金
この仕訳により、配当金の支払いが完了したことを記録します。
3. 源泉所得税の記帳
源泉所得税を申告する際には、以下の仕訳を行います。
借方:未払配当金
貸方:預り金(源泉所得税)
この仕訳により、源泉所得税の支払い義務が発生したことを記録します。
4. 源泉所得税の支払い時
実際に源泉所得税を支払う際には、以下の仕訳を行います。
借方:預り金(源泉所得税)
貸方:現金または預金
この仕訳により、源泉所得税の支払いが完了したことを記録します。
freee会計での具体的な操作
配当金の決定時:
「取引」メニューから「振替伝票」を選択し、上記の仕訳を入力します。
配当金の支払い時:
同様に「振替伝票」を選択し、支払いの仕訳を入力します。
源泉所得税の記帳:
「取引」メニューから「振替伝票」を選択し、源泉所得税の仕訳を入力します。
源泉所得税の支払い時:
「取引」メニューから「振替伝票」を選択し、支払いの仕訳を入力します。
これらの手順に従って、freee会計で正確に記帳を行うことができます。
- 回答日:2024/10/05
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ご教示ありがとうございます。
配当金決定時は源泉税を含んだ額で記帳し、配当金支払い時に源泉徴収税額を預り金として控除した現金を貸方、預り金を借方として記帳するのが良さそうですが、freee ではこのように貸方1件に対し借方2件を記帳することはできないのでしょうか?投稿日:2024/10/05
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