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買い物代行業の仕訳について

    買い物代行業を法人でしています。

    サービスの流れとしましては、
    1. サービスサイトにて買い物代行費¥20,000-とデポジット(商品代金と送料)¥25,000-を預かる
    2. 買い物を実施し、発送する
    3. デポジットから商品代金と送料を引いて返金

    会計ソフトはFreeeを、支払いシステムはStripeを使用していて、Stripeの入出金の動きは自動的にFreeeに同期されます。

    ここで、3点質問です。

    ①この場合の”商品代金と送料”は当社の売り上げになるのでしょうか?

    ②仕訳はどのようになりますでしょうか?
    ※補足ですが、送料を安く見せるために実際にかかった送料の一部を当社で負担しています。
    さらに、買い物時の支払いは役員にて立て替えしています。

    1.預り金の受け取り Stripe/預り金 20,000
    2.預り金の返金 預り金/Stripe 5,000
    3.商品代金と送料の処理(役員資金による立替) 立替金(商品代金+送料)/役員貸付金 16,000
    4.預り金を使って立替金を清算 預り金/立替金 16,000
    5.会社負担の送料を処理 販売促進費/立替金 1,000-

    ③それぞれの仕分けでの税区分はどうなりますでしょうか?
    代理購入の商品は、ほとんどが食品になりますので課対仕入8%で、送料は課税売上10%になるかと思いますが、立替金の処理などではどうなるのでしょうか。

    スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

    スタートアップ支援 Gemstone税理士法人

    • 認定アドバイザー評価ランク5
    • 東京都

    税理士(登録番号: 3600), 公認会計士(登録番号: 16735)

    ① 商品代金と送料の売上への計上について

    商品代金と送料に関しては、買い物代行業者が顧客に代わって購入・支払いを行っているため、通常は一時的な預り金として扱われることが一般的です。したがって、これらは基本的には当社の売上として計上されません。ただし、代行業者が通常の販売を行った場合、手数料は通常の役務提供として売上になります。これに関しては、消費税法が定める「対価を得て行う役務の提供」に該当するため、消費税の課税対象となります。

    ② 仕訳について

    ご提供の情報に基づき、下記のように仕訳を行うことが考えられます。

    1. 預り金の受け取り*
    - 借方: Stripe(資産) 25,000
    - 貸方: 預り金(負債) 25,000

    2. 預り金の返金**
    - 借方: 預り金(負債) 5,000
    - 貸方: Stripe(資産) 5,000

    3. 商品代金と送料の処理(役員資金による立替)
    - 借方: 立替金(資産) 16,000
    - 貸方: 役員貸付金(負債) 16,000

    4. 預り金を使って立替金を清算
    - 借方: 預り金(負債) 16,000
    - 貸方: 立替金(資産) 16,000

    5. 会社負担の送料を処理
    - 借方: 販売促進費(費用) 1,000
    - 貸方: 立替金(資産) 1,000

    ③ 税区分について

    - 立替金の処理について
    立替金は通常、消費税の課税取引に該当しませんので、税区分は「対象外」となります。

    - 会社負担の送料
    会社負担分の送料は、販売促進費として仕訳され、課税売上の10%と区分されるのが適切です。

    - その他:
    食品に関する取り扱いにおいては、軽減税率が適用されることがあるため、課対仕入8%を適用し、消費税を正しく区分する必要があります。

    • 回答日:2024/10/06
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