個人事業主から法人成りしました。売り上げの振込先や契約が個人から法人に変更出来なかった時、法人側の売り上げとして処理は出来ないのか?
こんにちは。こちらにて質問を失礼いたします。
私は、2021年から個人事業主としてやってきましたが、2024年、7月に法人成りをいたしました。※一人法人です。
しかし、個人事業主時代から請け負っていた仕事のクライアントに、今後は法人としての取引をお願いしたいと申し出たところ、嫌な顔をされてしまい、仕方なく今も個人としてやりとりをし、個人の口座に売り上げを入金してもらっております。
私の場合、個人事業主時代の事業と、法人の事業が「同一」であるので、税金逃れだと税務署から指摘されてしまう為、個人で売り上げたものも法人の売り上げとして計算するという意見。
個人の口座に振り込まれた売り上げは、どこまでいっても個人の物になるので、法人の売り上げに出来ないという意見。
全く正反対の二つの意見があるようで、どちらが正しいのかわかりません。
私的には法人の売り上げに全てしたいのですが…このように、個人としての取引をしていたのに、法人としての取引を拒否されている場合、どうすれば法人の売り上げにすることが出来るでしょうか?
※尚、まだ個人事業の廃業届は出していません。必要ならば廃業届は提出いたします。
不足している情報がございましたら申し訳ございませんがご指摘いただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
通常、個人契約から法人契約に切り替える場合には、
先方も源泉所得税などの論点もなくなるため、問題となることはあまり見かけません。
今一度、法人契約への切り替えをお願いし、
それでも切り替えに応じていただけない場合には、
書面で個人事業を廃業し、その業務を法人に引き継ぐという案内文を送付されても良いかと思います。
また、仮に、契約書で契約期間が設けられている場合には、更新時に再度申し入れることも検討されては良いかと考えます。
もちろん、契約継続が最優先事項と思いますので、できる限り、お願いするということがよろしいかと考えます。
現状では、基本的には、個人契約は個人の収入、法人契約は法人の売上となってしまうかと考えます。
- 回答日:2024/10/09
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あなたが直面している状況で、個人での取引を法人の売上として認めてもらうには、いくつかの法律上および実務上の手続きを踏む必要があります。以下が解決策です。
1. 契約主体の変更
個人事業から法人への正当な売上計上には、まずクライアントとの契約を法人名義に変更する必要があります。クライアントに対して、法人としての信頼性やメリット(例えば、契約処理の簡素化や法人としての責任)を説明し、納得してもらうことが重要です。
2. 入金口座の変更
現在、売上が個人名義の口座に振り込まれている状態では、それは依然として個人の所得となります。法人名義の口座を開設し、取引の入金を法人の口座に受けるように手配する必要があります。これは、会計上及び税務上明確に法人の売上として認められるための基礎です。
3. 税務手続きの整備
法人成りしたことを税務署に適切に報告し、個人事業の廃業届を提出することが重要です。個人事業の廃業届は、法人への確実な移行を証明するものになります。
- 回答日:2024/10/09
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